作詞ジンクスと試行錯誤。 | 作詞家 昆真由美のブログ

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ビクター音楽カレッジ卒業、作詞家の昆真由美です。昼は会社員で営業やってます。合同会社GAIALOVESより、チャン・グンソク「淡い雪のように」でメジャーデビュー。
作詞の授業、ワークショップ、メディア運用の「LYRICSROOM」展開中!https://www.lyricsroom.jp/

今年に入ってから、
歌詞の書き方、ちょっと変えて、色々チャレンジしております。

とはいえ歌詞の種類も色々あるから、
方程式みたいなものはなかなか生まれないんだけど、
ある程度、今までの自分のパターンとか考えて、
縁起かついだりジンクス作ったりしてるw

一番信憑性高いセルフジンクス(?)は、
「お風呂でワードが浮かぶ」。w
たぶんこれ身体がリラックスモードに入るからなんだろうけど、
作詞やって、疲れて、ひと息!お風呂!ってなると、
まあ頭の中で曲流れてるのも手伝って、「○○○○~♪」おお、当てはまる、いいじゃん♪ってなるw
今までそうやって生みだしてきたもの、結構多いwwww

で、最近不思議なのは、
「丸ノ内線の方南町行き電車に乗ってる時にワードが浮かぶ」w
通勤経路、複数使ってる私ですが、
中野坂上から方南町行きに乗り換えたあと、電車の中で作詞してると、キーになるワードが浮かぶことが多い。
これまたなんでかよくわかんないけど、
煮詰まったら丸ノ内線で帰ることにしているww

あと、煮詰まってtwitterにぼやきを投稿すると、
なぜかその詞が採用になるというナゾのジンクスもある(笑)
世間にぼやくほど真剣に、かつ楽しんで書けてるっていうことなのかもしれないけど。

とまあそんなくだらないこともありつつ、
割と真面目な話をすると、
書き始めるまでの時間をできるだけたくさん取るようにしたっていうのが、
最近こだわってるやり方。

やっぱり、振りかえると、時間に余裕があるときに書いたもののほうが、
クオリティ高い気がして。
ものすごい短納期とか、たくさんあるから、いつもそうというわけにもいかないから、
まずは、もらった時間の中の配分を考えてみることにした。

ちょっと前までは、
書き終わってから見直しに時間をかける、っていうテーマでチャレンジしたりとか。
色々試行錯誤してる感じ。

ただ、追い込まれてる時とか、忙しい時とかは、
スガシカオさん提供の、SMAP「夜空のムコウ」では、締め切り当日になって取り掛かったとかいうし、
「残酷な天使のテーゼ」作詞の及川眠子さんも2時間くらいで書き上げたとか言ってるし・・・
って、楽な方へ楽な方へ逃げようとするけど(笑)

最近、SMAPにしてもゲス乙女にしても、
音楽に少なからずまつわるニュースが世間を騒がせてますが。
それについての意見をここで言うつもりは全くないのだけど、
何にしても、意外なのは、
「何をしたか」よりも「何をしなかったか」の方にフォーカスされていること。
案外こっちの方が大切だったりする。

「会見で謝罪した」「テレビで謝罪した」っていうことは、目に見えて、わかりやすくて、短絡的に受け止めやすい。
でも、「謝罪すべき人に謝罪しなかった」っていうことは、一歩奥に入らないと見えてこない。
議論とか、本質っていうのは、この一歩入ったエリアにあるものなんだよなあ、なんて思った。

聞いてる人に直接的に届かなくても、
曲作りの段階で、何を考えて、どんな風に作った、みたいなことは、
歌詞で、文字で書いてない部分でも、何かしらの形で伝わる様な気がする。
そんなことを意識しつつ、試行錯誤続けてます。

さあて。
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