みなさんこんばんは。
今日のワンフレーズはこちら
aikoさんの「スター」より、
「気まぐれな日々や
つまずく日々に
泣いてばっかりだったけど
震える両手 恥じらいながら
そっと包んでくれた」
このワンフレーズです。
(今日も文字は母が書いてくれたよ!)
aikoさんの楽曲と歌詞、本当に嘘偽りない正直な表現ばかりでどの曲も大好きなんですが、
「スター」も大好きな1曲です。
中でも、この「スター」と「瞳」っていう曲は、
自分の知ってるaikoさんの曲の中では
異質な2曲なんですよね…。
と言うのも、aikoさんの楽曲は、
基本的に「いつか別れが来るのを想定しているorもう既に別れている」
ような状況を描いていることが多くて、
だからこそ「切ない」「寂しい」「あなたを信じきれない私が嫌い」というメッセージが込められている曲が多いんですよね。
それが所謂、
「永遠なんてない、いつか別れが来る恋」
を歌った楽曲な気がします。
でも先述した2曲は、
本当に「大きな愛」というか、
「ずっと私があなたを見守っている」
という永遠の覚悟を感じる曲なんです。
そこがどこか、
「別れが来る恋」の楽曲とは
違う意味を感じるんですよね。
少し話が逸れましたが…
まず、
「気まぐれな日々や
つまずく日々に
泣いてばっかりだったけど」
この冒頭のフレーズを聴いただけで
もう泣けてくるんですよ…。
なぜなら、
aikoさんが様々な楽曲で常に描いているのが、
それこそ
こういう「気まぐれな日々、つまずく日々」
を描いた楽曲だからです。
先程言ったような、
「誰かを信じきれない」
「永遠なんてない」
「いつか別れが来る」
「だから寂しいし切ない」
っていう恋の歌などはまさにそうですよね。
だからこそ、そんな日々を冒頭で「けど」
と言っているのが、
aikoファンとしては「なぬ!?」
ってなるわけです
「ずーーっと色んな出来事に悩まされてきた」
「ずーーっと信じてたのに裏切られることばっかりだった」
「ずーーっと何かに挫折したり転んだりしても泣くばかりで1人で起き上がるしか無かった」
今までそんな日々だったのを
aikoさんが「けど」って歌っている…。
この冒頭のたった1.2行だけで、
「あなたの存在がどれほど
私の人生にとって希望か」
という意味が
めちゃくちゃ伝わるんです。
そして…
「震える両手 恥じらいながら
そっと包んでくれた」
優しい表現ですよね。
「一緒に乗り越えてくれた」
「一生忘れない言葉をくれた」
ではなく、
ただただ自分の存在を
受け入れてくれたという
温かさ…。
あなたと私は違う人間だし、
あなたの辛さは
あなたにしか乗り越えられないし、
私の辛さは私にしか乗り越えられない。
その越えられない人と人との
境界線の中で、
「最大限できる思いやり&優しさを
私にくれた」
というところが、
余計にaikoさんらしい
正直な表現だなって思うんです。
ふりかえってみたら、
改めて本当に愛に溢れた素晴らしい
大好きなフレーズだなって感じました( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
皆さんもaikoさんの「スター」
ぜひ聴いてみてくださいね♬.*゚
それじゃぁ!!!
佐藤れおれお