青い睡蓮/モネの庭にて | タロット占い師のあれこれ雑記 李々佳・・縷々綿々

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青い睡蓮を観に、徳島~高知を旅しました。お目当ての北川村「モネの庭」マルモッタンを訪れたのは旅の2日目です。朝花開く睡蓮をゆったりみられるように、開園前30分に特別入場です。

 

ガーデナーの方が、園内を案内してくれます。

モネがその庭に咲かせなかった青い睡蓮は、熱帯性睡蓮で、温帯性睡蓮と寒さへの耐性が違うのだそうで、青い品種は熱帯性に出るのだけれど、そう珍しい!というものでもないんですって。フランス・ジヴェルニーでは咲かなかったモネの憧れ、ということなんですね。

 

茎をすっと伸ばして咲く、その咲き方も温帯性睡蓮と違うのだそうで、ああ本当に、紫に近い花が天に向かって開いているさまは、とても美しく、『泥より出でて泥に染まらず』の蓮を思い起こさせて清廉です。・・そう、蓮と睡蓮は似ていて、どちらもとても好きです。睡蓮は『睡る』というその字面から、朝に咲いて午後には眠る花、そのイメージはなんともロマンチックで清らかに思います。

 

この日は雨予報、宿からモネの庭に向かう海沿いの道では海に厚い雲の影が落ちていました。散策途中、メタセコイアの森で突然激しく降り出しました。雨に打たれる睡蓮もとてもドラマチックでした。NHKの俳句の番組で、どなただったか『俳人には”生憎”ということはない』と言っていましたっけ。確かに、描写しようとするならばこの景色もまた素晴らしい、そんな風に思いました。

 

青い睡蓮の盛りはこれから8月~9月だそうで、パンフにある水の庭にはまだぽつぽつと咲き始めの頃でした。水の庭~地中海を模したボルディゲラの庭、そして園内のカフェでゆったり朝食をいただいた後花の庭・・憧れのモネの庭で、ツアーの最後尾を写真を撮りつついたら、方向音痴炸裂、迷子になって皆さんに遅れて、ご心配をかけてしまいました。すみません~~💦

 

睡蓮が何十と咲くこれからの季節も、温帯性睡蓮と薔薇が共演する5月も、ここはきっと素敵な場所でしょう。いつかジヴェルニーにも行きたいと、夢は膨らみます。

 

No War Please

 

via 李々佳・・縷々綿々
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