「他人は自分を映す鏡」とはよく言ったもので、これは己を知ることの本質であると、私が大学生の時に先生に教わりました。
授業はさぼってばかりいた私がたまたま出席した授業で、ドイツ語だったか英語だったか、もしかしたら数学だったかもしれません(笑)
「あなたたちは今、自己を確立しようと躍起になっている。自分とは何か、どこから来てどこに向かうのか、必死にもがいているのが見て取れます。もがいて苦しんで、部屋に閉じこもって内省的になる学生を嫌というほど見てきました。がしかし、それでは自分の何たるかのかけらさえ見つからないでしょう。」
その先生はこう続けました。「部屋で本を読んだりしているのではなく、まずは外に出て、人に関わり、ありのままの自分をぶつけてみなさい。そこで相手の浮かべた表情こそが、あなた自身です。本当の自分というものはそうやってしか知る事の出来ないものなのです。」
20年経った今でも、その時の感動は忘れ得ません。皆様。是非、良い靴を履いて出かけましょう。そして素晴らしい世界の素晴らしい人たちに自分自身をぶつけてみましょう。その時相手の取った行動、浮かべた表情、言った言動こそがその時の自分自身なのです。
幸い、私どものお客様は皆様、人格的に素晴らしい方たちばかりです。これがそうでない方たちの集う店になった時。。。私どもの行動を変えねばならない時なのでしょう。
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