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山を低くすることはできない。だから、自分を高めなければならない。
トッド・スキナー 米国のロッククライマー
ドル円の乱高下が気になります。
4月27日に133.68円
▼ 4円弱の円安
5月1日には、137.60円の円安
▼ 3円弱の円高
5月4日、当記事の執筆時点で134.64円
こういう乱高下が、短期間に続くと
eBayセラーとしては
売上代金をいつ円転して引出したらよいか?
どうしても悩んでしまいますね。
例えば
1万ドルの売り上げを引出すのに
為替レートが、3円、4円も動くと、
1回の円転で、
3~4万円の利益に影響が出ます。
このような為替レートが大きく動くことの
背景に、金融政策の影響が大きいのですが
例えば、今回は、4月27〜28日に行われた
日銀の政策決定会合の影響が一つ。
もう一つは、5月3日に開かれた
米国連邦公開市場委員会(FOMC)の影響。
それぞれのイベントと
冒頭でお伝えした
為替変動のタイミングが
一致しています。
こうしたイベントは、
事前に日程は発表されているので
そうしたタイミングを避けて
売上代金を引出すようにした方が
ギャンブル的な取引を回避できます。
政策決定の結果が、円高か円安か
どちらに転ぶか、予想はできませんし
eBayセラーはFXトレーダーではないので
リスクヘッジの逆指値注文もできないです。
輸出ビジネスをする私個人としては
円転時の為替変動で稼ごうとは
考えないようにしています。
こまめに売上代金を円転して
1回の円転額が小さくなるように
するわけです。
そうすると、為替レートの影響も
それだけ小さな範囲に限定されます。
為替というハイリスクな運用より
在庫という低リスクな運用で
稼ぐ方が、堅実だと考える立場です。
在庫という言葉は、「売れ残り」という
ネガティブな意味で
短絡に誤解されることもありますが
農業に例えれば、作物そのものです。
秋の収穫に向けて、すくすくと育つのを
見守るのも、楽しいものですよ。
金融投資風に例えれば、
在庫投資はスウィング・トレードです。
為替レートとどう向き合うか
皆さんはeBayセラーとして
どう考えるでしょうか?