船上にいるニコラのお父さんが潮風に吹かれながら発した一言です。
ⅩⅣ:l’air du large, ça creuse!
沖の空気は腹が減る!
ポイント:
動詞creuserが「穴を掘る」という意味を持っていることから、ça creuseで「(何らかのものが腹を掘る・へこませる⇒)腹が減る」となります。
例:Les cours de maths, ça creuse / La plage, ça creuse / Ne rien faire, ça creuse
数学の授業は腹が減る / 海岸は腹が減る / 何もしないと腹が減る
ちなみに:
先日、France interを聞いていたところ、L'archéologie, ça creuse l'imaginationといいうフレーズが耳に入ってきました。直訳すれば「考古学はイマジネーションを(深く)掘り下げる」。自然に考えれば「考古学はイマジネーションをかき立てる」といったところでしょうか。
creuserが本来持っている「穴を掘る」という意味をしっかり理解していれば、前後にどんな単語がきても慌てる必要はありません。
それはそうと、頭を使ったり、自然に触れたりするとお腹が空きますが、何もしなくてもやっぱり「腹が減る」ものですね。
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