JOHNNY WINTER★Step Back | key's music navi

key's music navi

明日も今日の夢のつづきを

今年 ひとつのトロフィーが 天に届けられた
皮肉だよねー 初めての栄冠が遺作とは。。。
でもこれで、記録にも記憶にも
ブルースに生きた男が まざまざと



Step Back/Johnny Winter


1. Unchain My Heart feat. Blues Brothers Horns
2. Can't Hold Out feat. Ben Harper
3. Don't Want No Woman feat. Eric Clapton
4. Killing Floor feat. Paul Nelson
5. Who Do You Love
6. Okie Dokie Stomp feat. Brian Setzer
7. Where Can You Be feat. Billy Gibbons
8. Sweet Sixteen feat. Joe Bonamassa
9. Death Letter
10. My Babe feat. Jason Ricci
11. Long Tall Sally feat. Leslie West
12. Mojo Hand feat. Joe Perry
13. Blue Monday feat.Dr.John


2015 第57回 グラミー賞 最優秀ブルースアルバムは、今は亡き偉大なブルースマンジョニーウインターステップ バックに決まりました。

今回のノミネート作品は・・・
デイヴ&フィル・アルヴィンCommon Ground~Dave Alvin & Phil Alvin Play And Sing The Songs Of Big Bill Broonzy

ルーシー・フォスターPromise Of A Brand New Day

昨年の覇者チャーリー・マッスル・ホワイトのライブ盤Juke Joint Chapel

ボビー・ラッシュDecisions

さて、この受賞アルバムですが、まずは迎えたゲストが大物揃いなんです。クラプトンにジョーペリー、ドクタージョン、ジョーボナマッサ、ブライアンセッツァー、ビリーギボンス他が名を連ね、ブルースの名曲をカヴァーするのです。
まずは、ブルースブラザーズのホーンをフィーチャしたレイチャールズの初吹込で有名なアンチェインマイハートで軽くジャブ、あっさりぎみの味付けでタイトに決めてくれてます。
続いてエルモアジェイムズのナンバーをベンハーパーと組んで、強烈なスライドを披露し、ボビーブルーブランドの③では、クラプトンと感涙の共演、ブライアンセッツァーとのインスト⑥はゲイトマウスブラウンのジャンプナンバーで、がっぷり四つのギターバトルが炸裂、ホーンも加わって煽り、たまらん疾走感の極上スゥインギーですよー。興奮治まる暇もなくZZトップのビリーギボンスとの共演⑦はジミーリードの軽快ブルースがダーティなスローブギーに変身、深いですよー、そして、勝手に我が師匠B.B.の名ナンバー⑧をジョーボナマッサとで重厚に、ヴォーカルも渋いです。ジョニーをリスペクトするジョーペリーを招いてのライトニンのモジョハンド⑫での初硬派バトル、ニューオリンズ臭プンプンのドクタージョンのプレイが冴えるファッツドミノの⑬・・・全曲、ジョニーを偲ぶには、涙無しでは聴けない名演ばかりです。
ブルースファンのみならず、ロックやソウル、R&Bファン、いや、誰もに聴いて欲しいアルバムになりました。






 

昨年は・・・こちらから