PAUL KELLY★Dirt | key's music navi

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明日も今日の夢のつづきを

今日のヘッドラインは・・・?
悲しみ、企み、残酷・・・はもうたくさん

でも、この”DIRT"は 大歓迎!!
鼓舞、安らぎ、リラックス・・・いいことだらけ


ダート/ポール・ケリー



1. (He Ain't Nothin' But) Dirt
2. 509
3. Hot Runnin' Soul
4. Hangin' On In There
5. A Helping Hand
6. Soul Flow
7. Here Come Ole Jezebel
8. Poor But Proud
9. The Day After Forever
10. Travelin' Man
11. What's Happenin' To Me And You
12. Stealin' In The Name Of The Lord

南部のソウルマンポールケリーのワーナーからの第1弾「ダート」(1972年)です。マッスル・ショールズとフェイム録音で、前作のリメイク版(3曲差し替え)となっています。ポールケリーは1940年生まれで、60年代には、ボーカルグループでの活動を始め、後半にはソロとして多くのシングルを残しています。(ちなみに、1965年ー71年のシングル集もリリースされているようです)サザンソウルといえど、ガンガン・ズブズブというディープさより、唱法はソフトで都会派ソウルの印象が強いですが、声そのものが細いというのではなく、むしろその反対で、かなり太っとく強いものを感じます。さらに歌詞も牧師批判の内容の⑫をはじめ、メッセージ性を含んだものが多く個性的な存在であったことが窺えます。個人的一押しは、マッスルショーズの凄腕バッキングの力強く正確な土台の上で落ち着き払ったファンクロックを唄ってみせる⑥、最高級のなんとも味わい深いヴォーカルが体感出来る哀愁のサザンソウルバラッド⑧・・・永遠のヘヴィーローテーションです。もちろん他曲も文句なしですよー。

これも前回のLATIMOREに続いてのアトランティック¥1000再発ものです。