Johnny Guitar Watson★Ain't That a Bitch | key's music navi

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明日も今日の夢のつづきを

冬の後ろ姿 今度こそ本物?
体調も気分も乱高下させられながらの桜花の頃
とっておきの滋養で凹み修正 
”いかしてる!”



Ain’t That a Bitch/Johnny Guitar Watson


1. I Need It
2. I Want To Ta-Ta You Baby
3. Superman Lover
4. Ain't That A Bitch
5. Since I Met You Baby
6. We're No Exception
7. Won't You Forgive Me Baby
8. Funkula
9. Follow Me


テキサスのブルースマンジョニーギターワトソンの英DJMレーベルからの第1弾「エイント ザット ア ビッチ」(1976年)です。1950年代、17歳ぐらいから、プロとしての活動を開始、影響を受けたとされるアルバートコリンズばりのギタースタイルでテキサスブルース道を進み、徐々に独自のブルースを形成していくことになります。今作はまさに、その進化型ブルースが花開いた形で、ファンクへソウルへジャズへと様々な方向へ枝が伸び、無限の可能性を感じます。どの曲も聴き所満載ですが、やはり大ヒットとなった③はハイライトでしょう。妖しげなホーンをバックに滑るようなヴォーカルがクールに決める、間奏では適度なアクセントのブラスにバトンを渡され、ギターが静寂の鋭さを漂わせるような乾質のソロを披露、余力十分であるがゆえの凄みを感じます。⑤は、ゲイトマスブラウン譲りのカポ仕様のニューオリンズ産ギターワークが主役のインストナンバーかのように始まり、ヴォーカルが入りバッキングと絡めば、アーバンジャジーな愛の世界へ・・・てな感じ。一方、かなり洗練されてはいるもののブルーズが息づく②のエモーショナルな盛り上がりはたまらなくかっこいい!またタイトル通りの”やばい”感じありありの④は、どっぷりファンク。
・・・これ、ほんまに"いかした"アルバムです!!

ちなみにドラムスとホーン以外は自ら演奏していますよ。