泉谷しげる★オールナイトライヴ | key's music navi

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明日も今日の夢のつづきを

どうだっ!
これが本物ロックバンドだーっ

$key's music navi-all night live

1.翼なき野郎ども 
2.デトロイト・ポーカー 
3.俺の女 
4.つなひき 
5.遙かなる人 
6.摩天楼 
7.火の鳥 
8.眠れない夜 
9.陽が沈むころに 
10.褐色のセールスマン 
11.裸の街


***日本の最高峰ロッカーと信じ疑わない僕の大フェイヴァリットアーティスト泉谷なのですが、その数あるライヴアルバムの中でも間違いなく一番(あくまでも個人的意見ですのであしからず^^)に挙げられるのがこの作品です。なぜこのタイミングかというと、このアルバム、長い間廃盤状態で再発を待ち望んでいたのですが、昨年秋タワレコ限定ということでボーナストラック2曲を加えついに再発されていたのです。それに全く気付かずにいたのですが、最近友人からの情報で知り、完売ギリギリのところでゲット!ということで、YOUTUBEにも数曲アップされていたこともあり、紹介してみることにしました。***

泉谷ライヴの決定版、1980年リリースの「オールナイトライブ」です。
吉田建(B)、柴山好正(G)、元ジュリエットの柴山和彦(G)、小林勇司(S)、元サウストゥサウスの正木五郎(D)、中西康晴(KB)からなるBANANAをバッキングに従え、池袋文芸坐でのなんと4時間にも及ぶほんとのオールナイトのライブの実況盤です。アサイラム移籍後、初期の頃からのつきあいの加藤和彦を本格的にプロデュースに迎えた「80のバラッド」「都会のランナー」に続く3作目となります。選りすぐった11曲は「80のバラッド」から①②⑪、「黄金狂時代」から⑤⑥⑦⑧、「地球はお祭りさわぎ」から④⑨、「都会のランナー」から③⑩となっています。その後泉谷のライヴにかかせない一曲となるオープニング①は、ずっしりと大地に根ざした横乗りロックで、歌詞のワイルドさも見逃せません、Eストリートバンドのクラレンスクレモンズを彷彿させるサックスが印象的な辛口ラヴソングの②③、ロッカスローバラッドに変身した④、⑤では静の泉谷の魅力が溢れる、バナナの演奏力が際だつ⑥、⑦、特に本人もライナーで書いてるようにこの2曲の連続技には、熱気がみなぎり、鋭く狂気をも感じる歌詞にだめ押しされるよう興奮度が増幅する、初めて聴いたとき泉谷の非凡なソングライティング力に身震いした⑧は日本音楽史に残るべき傑作、そしてクライマックス⑩⑪ダーティな社会の中でもがく男を描いた両曲はまるでハードボイル小説のようで、泉谷とバナナは一体化しそれを演じ、日本の真のロックバンドであることを印象づける。限定発売なんて姑息なことせずに、堂々とリイシューすべき遺産的名盤ですよー







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