「うまくできる能力がないのは私が悪い」「私は劣っている」

 

「私の希望や要求は”わがまま”」

 

そんなふうに思って、自分を恥ずかしいと思ったり、

 

私は何の望みも叶えられないと絶望することが多々あったけど

 

落ち着いて振り返ってみれば、周りの人たちが私に「むちゃぶり」してただけだった。

 

 

例えば、フルタイムで働いている妻が、専業主婦とおなじくらいに

 

家事や子育てや親せきづきあいを完璧にこなすことなんてできないのに

 

夫が自分は家事を手伝いもせず、「ダメな妻」と責めるようなこと。

 

(私の場合は、責めるのは姑だったけど)

 

 

〇〇をしなさい、というなら、それに必要な時間やお金や情報、その他

 

必要な資源を与えなきゃいけないのに、それをせず、

 

好き勝手なことを言って、嫌なことを押し付けてくる人ばかりだったな。

 

(あるいは、引き受けざるを得ないような状況に持っていく)。

 

 

私は立派で有能な人間ではないけど、ダメな人でもなかったよ。

 

そういう、「むちゃぶり」ばかりで病んできたんだ。

 

 

でも、全方位、自己中で話の通じない人たちに囲まれて、

 

「むちゃぶり」されて、できないとか断ると怒られたり見下されたり

 

都合の悪いことはすべて私のせいにされるとか

 

事実を捻じ曲げた悪口言われたり、嫌がらせを受けて

 

そういう判断力が麻痺していたんだと思います。

 

「ダメな人」と「洗脳」されていたというべきか。

 

 

結局、「親のご機嫌をとれる大人のような子どもであれ」という

 

親からの「むちゃぶり」を耐えることで生き延びてきた幼少期のくせ

 

「むちゃぶりをこなせないと、生きていけない」というような思い込みが

 

自らハードモードな状況に身を置くような結果になったのでしょうけど。

 

ほんとに、何十年にもわたる「洗脳」でした。

 

 

このところ忙しくて、いろんなことがうまく回らなくてちょっと自己嫌悪に陥って

 

でも、しばらくしたら立ち直って

 

「あれ?別にこれでいいじゃん?」って思って気が付いた。

 

 

あー、自分で自分に「むちゃぶり」しているのかもしれないな。

 

全部100点でなくても、ほどほどでいいのに。

 

自分で自分に与えた「むちゃぶり」をこなせないとダメという

 

昔の洗脳のしっぽが顔を出したかな。

 

 

そして、なぜ自分に「むちゃぶり」してしまうかと言ったら

 

やっぱり、他人軸というか、全方位に気を遣っていい顔しようとしてるからかも。

 

長年のくせはなかなか抜けないですね。

 

 

 

良ければ応援お願いします。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村