「激しい運動」は、アスリートを目指す人でない限り、弊害が多いようです。
これは糖尿病専門医の方の動画で知ったことなのですが、
糖尿病を改善しようと、朝、30分のジョギングをしてから朝食をとるようになったのに
かえって血糖値が高くなってしまった事例があるそうです。
これは、激しい運動をして交感神経優位になり、血糖値が上がった状態で
さらに朝食で摂取した糖分が加わるので、通常よりも高い血糖値になってしまった。
(激しい運動で交感神経が高まり「戦うか逃げるかモード」になると、
「戦う・逃げる」に必要なエネルギーを賄うため、血糖値が上がる)
そこで、朝食後にウォーキング(軽い運動)をするようになったら、血糖値が下がったと。
また、「適度な運動」は、免疫力を向上させるのですが
「激しい運動」の後には、免疫力が下がることがわかっています。
(つまり、「ストレスは免疫力を下げる」ということ)
あと、これは私の体験ですが、胃腸の調子にも関係します。
血糖値を下げるために、なるべく食後に運動するようにしているのですが
あるとき、いつもやっている有酸素運動ではなくて、筋トレをしたのです。
自分としては、「強度の低い筋トレ」=「軽い運動」だと思ったのですが、
思いのほか身体に負担がかかったみたいで
その後、吐き気がしてきて、だんだんひどくなり、もどしてしまいました。
ちょっと脂っこい食事だったせいもあるかもしれないけど
消化吸収のためには副交感神経優位でないといけないのに
思いがけずきつい運動になってしまったために、
交感神経優位が続いてしまい、消化ができなかったのだろうと自己分析。
ということで、特に発達性トラウマを抱えていて、
交感神経優位が続いている(不安やイライラが続いている)自覚のある人は
交感神経⇔副交感神経のスイッチングを意識して
つまり、「軽い負荷⇔リラックス」となるように
自分の体力にとってどれくらいの強度の運動がいいのか
運動の後にはちゃんと休憩がとれるような時間帯にするとか
考えながら運動する必要があると思います。
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