先日、めずらしく夫が夜に出かけていて、一人で台所に立っていた時

 

不思議な感覚に襲われました。

 

 

自分が今、弱っちい20代で、義父母がまだ生きていて、今まさにドアの外にいて、

 

お小言を言いに入ってくるんじゃないかというようなリアルな不安感が湧いてきて

 

妙な感覚になりました。

 

 

あー、この「夜に一人でいて、怖くてしょうがない」感じ、結婚当初に感じていた感覚だ。

 

この「夜に一人でいる」という状況がトリガーになったのだと思いました。

 

(義母のいじめは結婚準備の時から始まっていて、結婚生活が始まったころには私はすでに義母が怖くて半分病んでいるような感じだったので、夜、夫の帰りを待っているときに不安でしょうがなかった)

 

その感覚、不安感は、ちょっと泣いたらすぐに収まって「いまここ」に戻ったけど

 

「もう!私はいつまでこういう過去の感情に付きまとわれたらいいの?」と、

 

うんざりした気持ちになりました。

 

 

でも、しばらくしたら、あれ?そんなに大した問題じゃないよね、と思いました。

 

 

こうやって、出てきた都度、泣いたり怖がったりと、

 

しばらく感情を味わったら消えていくのだから。

 

 

過去の感情が湧いてくることを、問題視するのはやめよう

 

小さなトラウマ、過去のネガティブな感情をひとつ残らず「撲滅」するまで、

 

戦が終わらないような、ゴールに到達しないような気持ちになっていたけど

 

たまにこういうことがあるくらい、別にいいんじゃない?と、思い直しました。

 

 

ちょっと切なかったのは…

 

せっかく昔の気持ちに戻ったのだからと、当時、義母に言えなかった文句を

 

ブツブツとつぶやいているうちに、目に浮かんできたのは、

 

ニコニコした認知症の可愛いばあちゃんのときの義母の姿で

 

「ああ寂しい、会いたい」と思ってしまい、怒ってたはずが、泣いちゃったのです。笑

 

 

こういう感情も、アラカンだからこそ味わえる、人生の「味わい」なのかもね。

 

そして、こうやって、何度も思い出しながら、過去が癒えていくのかもね、

 

こういう人生も、いいもんだよね、と、思いました。

 

 

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