2018.12.9 第70回 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ) 阪神・芝1600m | ||||||||
枠 | 馬番 | 馬名 (父) |
最適性 レート |
過去5走獲得レート | ||||
前走 | 前々走 | 3走前 | 4走前 | 5走前 | ||||
1 | 1 | ベルスール (スウェプトオーヴァーボード) |
P | P | B | |||
2 | ジョディー (ダイワメジャー) |
B+ | B+ | B | P | 準A | ||
2 | 3 | プールヴィル (Le Havre) |
A | A | P | A | ||
4 | シェーングランツ (ディープインパクト) |
P+ | P+ | 準A | B+ | |||
3 | 5 | メイショウショウブ (ダイワメジャー) |
P | P | (B+) | / | B | |
6 | スタークォーツ (メイショウボーラー) |
B | P+ | (-) | (P) | B | B+ | |
4 | 7 | ウインゼノビア (スクリーンヒーロー) |
準A | 準A | A | 準A | 準A | |
8 | ラブミーファイン (ジャスタウェイ) |
B+ | B+ | - | B | 準S | ||
5 | 9 | クロノジェネシス (バゴ) |
準S | 準S | 準S | |||
10 | タニノミッション (Invincible Spirit) |
A | A | |||||
6 | 11 | ビーチサンバ (クロフネ) |
P | P | A | |||
12 | レッドアネモス (ヴィクトワールピサ) |
A | A | P | ||||
7 | 13 | ダノンファンタジー (ディープインパクト) |
P+ | P+ | P+ | 準A | ||
14 | サヴォワールエメ (ダイワメジャー) |
A | A | |||||
15 | ローゼンクリーガー (ノヴェリスト) |
P | P+ | P | 準A | B | ||
8 | 16 | グレイシア (ダイワメジャー) |
準A | / | 準A | P+ | ||
17 | トロシュナ (スクリーンヒーロー) |
P+ | P+ | |||||
18 | メイショウケイメイ (ワークフォース) |
P | P | B |
※ () = カッコ表記は、ダートレース出走による無効レートの表記。
※ 下線は当レースと同じ、及び近似距離(=芝1500~1600m)でのレート獲得の表記。
※ /は当レースと同じ、及び近似距離(=芝1500~1600m)でレートを獲得出来ずの表記。
かなり適性が分かれて、バラバラな配色のレート表となったが、
それとてこの浅いキャリア同士の馬たちによるものなんで、
まだまだその真価は測りづらいものの、
現時点での話で言うと、単勝10倍以下の4頭においては、
キレ側でもキレキレまで振り切ったクロノジェネシス以外の3頭、
ダノンファンタジー、シェーングランツ、ビーチサンバはいずれも 《 消耗戦側 》判定となった^^;
ただ、先に言っておくと、シェーングランツは3回のキャリアを何れも別適性で、
ビーチサンバも2回で同様であり、ともに全体として見た指数的には優秀ではあっても、
適性に片寄りがないということでの〝 抜け 〟となっている^^;
まぁ2歳重賞では致し方ない。。。よくあることなんで、
「 全体として見た指数的には優秀 」とした部分での救済もあって然るべきなのだが、
ココで来られでもしたらば、現状ではそれがシステムとしての欠陥と言わざるをえず、
今後の課題とせざるをえない部分となろうねぇ( -^Д^-;A)
ということで、その話の流れでの3項の指数ランキングは以下の通りとなっていて
※《 決め手側 》
(指数1位) : ウインゼノビア(10人気)
(指数2位) : クロノジェネシス(2人気)
(指数3位) : サヴォワールエメ(15人気)
(指数4位) : タニノミッション(5人気)
(指数5位) : プールヴィル(14人気)
※《 総合・中間 》
(指数1位) : スタークォーツ(18人気)
(指数2位) : ジョディー(12人気)
(指数3位) : ベルスール(9人気)
(指数4位) : メイショウケイメイ(17人気)
(指数5位) : ラブミーファイン(16人気)
※《 消耗戦側 》
(指数1位) : トロシュナ(11人気)
(指数2位) : ダノンファンタジー(1人気)
(指数3位) : ローゼンクリーガー(12人気)
(指数4位) : ベルスール(9人気)
(指数5位) : メイショウケイメイ(17人気)
※ 【 戦力比 】 : 《 決め手側 》 >(=+8%)《 消耗戦側 》 >(≒+30.5%)《 総合・中間属性 》
となっており、
昨年、及び一昨年のランキングとその傾向については↓
【 昨年(2017)、及び一昨年の阪神JFのレーティング表と指数分析結果 】
コチラ↑を参照していただくとして、
そこでの分析として、2年ともに最大戦力の《 総合・中間属性 》のそれが図抜けていて、
その項でのみランクインしていた馬が勝つ。。。という話を組み立てたのに、
今年はヒドいことになってる。。。ダダ凹みもイイとこの断ラスも断ラスだわな(^◇^;)
ただ、そのTOP5のメンツはと言うと、重賞で2着した馬が3頭に、前走500万勝ちが2頭なんだから、
人気最上位でも9人気のベルスール。。。というだけであって、
つまり単勝が売れてないだけとも言え、馬券になったらなったで、
「 なんでこの馬が。。。」
とはならない納得感がいずれにもあるはずだとは言っておく(;^^ゞ
と、このような仕儀に至っては当然強く推せるものでもないんだが、
せっかく過去2年分のこととして長文を書いたその流れでの結論。。。
〝 話半分でも聞いたいただれば幸い 〟というLEVELでのことをあえて掲載すると、
で、昨年は2歳のうちに1頭も指定出来なかった【 クラシック特別指定 】をココで。。。
↑のように<青字>連発のクロノジエネシスにしておこうかと思う♪~θ(^0^ )
ルージュバック、あるいは年明けデヒューのクイーンズリング、
PO指名馬でもあったクルミナルという同世代の3頭、そして昨年のエリスライトと、
この5年ほどで牝馬をその指定馬としたのは以上の4頭のみ(偶然だがキャロットが3頭か^^;)だが、
昨年はエリスライトが牡馬の指定馬・ギベオンとの直対で敗れた後に故障して、
今のところまったく。。。という体たらくだが。。。(;´∀`)
ただ、ココ限定で言ってもトレーナーは重賞未勝利、ジョッキーもGⅠ未勝利であり、
そうしたバックアップ態勢としての不安は失礼ながら大いにあるし、
これからまだまだ出て来るであろうディープの大物、
あるいはカナロアやオルフェ産駒からそれが。。。という可能性もあろうところに、
バゴ産駒がそれに伍していけるか。。。と言われると、
少なくともオウケンサクラよりもスケールの大きな馬でなくては困るとは思うものの、
言っても読めないブラッシンググルームの系統。。。
ナシュワンの血を引く凱旋門賞馬バゴの仔をして「 なんでやねん 」という産駒も多いだけに、
何とも言えない・・・断言しづらいというのが正直なところである^^;
確か90年代の後半だったはずだが、
某誌で〝 ブラッシンググルーム愛 〟を語ったことがあって、
その『 読めない 』ところがまた当然愛すべきところなのだが、
コレを書く上では完全に痛し痒しの『 痛い 』方と断じざるをえない(^◇^;)
そして母系の方で言うと、ひとつ上の半姉ノームコアが先日紫苑Sを勝ち、
団子の3着争いの5着止まりとは言え、
そのエリ女では2番人気に推されるくらいに勢いのある血統とは言えるものの、
このラスティックベルの系統で言うと、
やはり本流はフサイチエアデールを通しての流れというのは間違いなく、
そういう意味では、ココに出て来たビーチサンバは正真正銘。。。
そのエアデールの直仔であって、ちょっとその位(くらい)負け感がハンパないんだわな^^;
いや、自分がそこにコンプレックスのようなものを感じるのも妙な話でしかないが、
人間社会に限らず、ことサラブレッドの世界においてはそうした血筋の序列は厳然たるもので、
競走生活を終えてからが特に。。。という世界だからねぇ(^_^;)
ただ、走力・実力で実績としてそれを上回れば。。。というチャンスはあり、
それは目に見える結果として残せるものだけに、
なんとかそうなってほしいと願うばかりであるo(^△^)o