遺品 その2

Ampeg B-15S ヴィンテージ
家の地下のスタジオにあるベース・アンプ。
多分60年代のベーアンで、これは亡くなった友達の家に置いてあったものを2年ほど前に夫が借りて来たもので、もうすっかりここにも馴染んで随分と活躍してきた。
チューブの温かくて深い音のする名器だ。
ヘッド部分が本体にすっぽり納まり、キャスター付きでロードにはもってこいの優れもの。
ある日、ブルース仲間のベース・マンがたいそうこれを気に入り、是非譲って欲しい…という話があった時も、本人は夫に「地下に置いておく分にはかまわないし、ずっと使ってていいけれども、人に売る気はない」と言っていたらしい。
今となっては本当の形見になってしまった訳だ…。