ニューオーリンズの歌姫♪

Irma Thomas
先日のハリケーンで壊滅的な打撃を被った、あのニューオーリンズの歌姫、アーマ・トーマスです。私の永遠の憧れです。
幸い、彼女はロスにいて無事だというのは確認されていますが、3週間経った今、第一団として一部の飲食店経営者の帰還が許されたとは言え、まだまだ多くの人が避難地で不自由な生活を強いられているようで胸が痛むところです。
私は以前、アメリカ旅行中に予定に入っていたニューオーリンズ行きを急きょキャンセルしてしまったことがあります。
それはもう20年以上昔の事ですが、私達の新婚旅行は「Blues & Soulを求めて、シカゴ~メンファイス~ニューオーリンズを回ろうじゃないの!」というコンセプトで出掛けました。
ところがシカゴ~メンフィスは充分当初の予定通りの行程をこなし、さぁ、残すはニューオーリンズと従兄弟のいるロスへ回って…という時に当時ジョージア州アトランタに住む友達に電話をしたんです。
その友達の「ニューオーリンズへは行かないでアトランタへ来いよ!」という言葉につられて、飛行機もホテルもキャンセルしてメンフィスから夜行バスに乗ってしまった訳です。まぁ、それはそれで沢山の楽しい経験も出来た、良い思い出ですが・・・。
旅行から帰って割と直ぐにこのアーマ・トーマスの日本公演がありました。
当時、結婚により夫と腰を据えてバンド活動出来る環境を得たものの、自分は何を歌いたいのか、どういう曲が好きなのか、イマイチ自分でもハッキリしたものが無いままに、ただ漠然と「楽しいから」歌っていただけの私でした。
彼女のコンサートは、そんな私にひと筋の光を見せてくれました。そう、映画ブルース・ブラザースのあのシーンのように・・・っちうのは少々大げさですが、がはは~。
でも「これだっ!」という目からうろこが落ちる感じは確かにありました。
彼女の中音域から低音域の深く立体感のある声やいっぱいに張った時の高音の力強い粘り気も、時には男らしい程歌い捨てるいなたさも、その全てが良い。見ていて大笑いするくらいね。
とは言え、思えばあれ以来、私はほんのちょっとだけ「歌うこと」に真剣に向き合うようになったような気がするのですよ。(汗)
ニューオーリンズ行きをキャンセルして以来、いつかはニューオーリンズに行こうとずっと思い続けていました。
毎年のジャズ・フェスの映像を見るにつけ、その思いは消えることなく私の中にあったんです。
このマウス絵は今回のニューオーリンズのハリケーンによる被災の第一報を受けて、そんな私にとっての「ニューオーリンズ」に対する思い入れも込めてこれを描き始めました。
元絵はバックのライトによるもっと微妙な空気感のある画像でしたが、私には無理だった。描けませんでした・・・、とほほ。
それにあまり時間がかかっても、何だかニューオーリンズの復興の足を引っ張るような気がしてきて・・・(汗)
ごめんよ~、ニューオーリンズぅ。
がんばってくれ~~!!!