「マイと養蜂場に行った時の事を
思い出すたびに笑える。
あんなに機嫌の悪いマイを見たのは
初めてやったわ。」
と友人に言われた
養蜂場になんて行ったことはない
蜂がかわいそうだから
ハチミツは食べないようにしている
その友達とは
色んな場所に一緒に行った
若くてフットワークが軽かった時代の話だ
わたしは滅多な事じゃ機嫌の良し悪しを
ヒトには見せない
家族にも友人にも
機嫌が悪く見られた事があったとしたら
自覚があるのはザウツブルグ🇦🇹の
岩塩鉱山に行った時だけだ
(ドイツとオーストリアを
数日かけて一緒に車で旅をした事がある。)
入山するときに
防護服(ツナギ)が全員に貸与されるのだけど
わたしに与えられたツナギが
めちゃくちゃ臭かった
顔に近づけたら
「おっふ!!」っと
えずいてしまうくらい強烈なニオイ
「臭いので、違う物と取り替えてください」
と窓口のスタッフさんに英語で言ってみた
(オーストリア人?又はドイツ人?だとは分かってはいたけれど、観光客が多いので、英語くらい分かるだろうと思って。)
しかし全く通じなかった…
ドイツ語で
「あなたの背格好なら
そのSサイズで大丈夫です!!
Mサイズはあなたには大き過ぎます!!」
とまくし立てるような口調で
頑なに言ってきかない
(サイズのことなんて全く言ってないのに。
この人、感じ悪いわぁ…🫤)
とその時は感じてしまった
周りの人達も「なんだ?なんだ?」と
聞き耳を立てて聞いてる
ドイツ語は、得意じゃない
学生時代、イヤ過ぎて
講義を数回サボったら
出席点が足りなくなり
追試を受ける羽目になったこともある
普段 たいていの事は我慢できるし
主張は抑えるタイプだが
こんなドギツイわっきー臭のツナギに
袖を通すことだけは受け入れられなかった
知っている限りのドイツ語を絞り出して
主張してみたら時間は掛かったが
なんとか通じた
わたしの訴えを理解した途端
スタッフさんは
「ああああぁ!!ソーリー😆」
と申し訳なさそうに謝ってくれた
わたしが返したツナギを受け取ったあと
ニオイを嗅いで
「おっふ!!」とえずいていた
話が通じれば、なかなか良い人だった
しかし
そばでわたし達の会話を盗み聞いていた
ドイツ人観光客🇩🇪どもがバカウケしている
そのうちの1人が英語で
「ワキが超クッセェ!!って素晴らしいドイツ語でしたね!!」
と愉快そうに話しかけてきた
入り口で手間取ったので
隠しきれない移り香が
染み付いてしまった手を
洗いに行く時間がなかったせいで
不快でたまらなかった上に
からかわれ
地団駄を踏んで暴れ回りたい気分になったが
父親譲りのソトヅラの良さを駆使して
なんとか片頬だけで そのドイツ人に
愛想笑いをして見せることはできた
そこの見学は
ガイドさん2人に前後を挟まれる形で
狭くて暗い鉱山内を
他の観光客達と団体で一列になって
見て回るスタイル
途中トロッコにも乗り
深いところには滑り台で降りたりもする
途中 幾度となくそのドイツ人達が
わたしをみてクスッと笑ったり
やたらと微笑みかけてくるので
わたしはより一層、機嫌が悪くなった
岩塩鉱山なんか興味すら無いし
そもそも行きたく無かったのだ
友達がどうしても行きたい
なんて言い出さなかったら
行かなかった
実際 ちっともおもしろくなかった
見学を終えて帰る時
件のスタッフさんが出口で待っていて
鉱山で採れた瓶入りの塩(たぶん、売り物)を
わざわざプレゼントしてくれた
それで少しだけ機嫌が治ったけれど
(いや、空気を読んで、機嫌が良くなったようにふるまった、が正しい)
閉所は大嫌いだ
洞窟や鍾乳洞の中にわざわざ
入場料を支払ってまで
入るヒトの気がしれない
飛行機が嫌いなのも
高所が怖いのではなく
窓も開けられない筒状の乗り物の中に
長時間閉じ込められるのが嫌なのだ
加えて知らない人と密着するのも苦手
長時間を要するフライトの時は
ちょっと値段が高いけど
座席が広いプレエコのチケットを買う
飛行機移動の仕事があった場合
プレエコ又はビジネスクラスのチケットを
買って貰えなかったら
腹いせに職場へのお土産は買わない
飛行機がガラスのような透明のシースルー素材でできていたとしたなら
怖くはないはずだ
しかし養蜂場と岩塩鉱山を記憶違いする
友達の頭大丈夫だろうか?
(友達は別件で養蜂場に行った事があったそうでその時に起きた事だと記憶違いしていたようだ)
昨日の帰り道 夕焼けがキレイでした
キングスクロス駅















