ベルギーのフランダース州にある田舎街イーペルで 3年に一度行われる「カッテンストゥッツ・Kattenstoet」という

猫フェスティバルに行って来ました


イギリス🇬🇧から 車ごと電車に載って海底トンネルを走行し ドーバー海峡を渡りフランス🇫🇷へ

フランスからベルギー🇧🇪へは運転で


20年以上前に そのフェスティバルのことを知った時


「ネコのお祭りなんてあるのね?楽しそう!いつか行ってみたいな」

と思ったが 


その後長い間忘れていた


先日 ふと思い出し ネットで調べてみたら 

偶然 次の日曜日に開催されるとの情報が見つかったので 

「これは是非行かなきゃ!」と思ったわけです


しかも前回の開催は コロナ騒ぎで中止になっていたそうで 今回は6年ぶりの開催でした


行くと決めてから

「そもそも、猫フェスティバルって何なの?」

と思い調べたら


大昔 羊毛製品の生産が盛んだったイーペルでは

製品をネズミの齧りの被害から守るために

街に猫を大量に投入した


製品が売れて 在庫が無くなった時期には

猫が不要に(邪魔に)なった


当時流行っていた疫病を 猫が運んで来たと信じる者もいた


猫は魔女の使いであると言う者もいた


人々は猫達から多大な恩恵を受けたのにも関わらず

塔の上から猫を投げ捨てて

ころしたのだそう


その猫達の供養のフェスティバルなんだって


(ネットで拾った情報では諸説あったが、大まかにまとめたらこんな感じ)


なんて酷いことを…

ベルギー人 頭大丈夫なの?



いたいけな男の子と大型犬の悲しいお話(フランダースの犬)は作り話だけど 日本では有名


(でも地元ベルギーでは知られていないという)


しかし


猫達を塔から投げて 

ころしたりしたりするから

あんな 非情な話をイギリス人に作られたのでは?


と 正直 行く直前になって躊躇もしたけれど




小さな田舎街は 猫のモチーフでいっぱい







「Hugo」というレストランの看板の前には 

エンちゃんにそっくりな猫の置き物

実は エンちゃんの本名はHugoなんですよ



ベルギーチョコレートは大好きだけど 猫の形をしているのは かわいそうで食べられる気がしない