リスボンから電車で1時間くらいの街、シントラの宮殿や城跡は、ユネスコの世界文化遺産に認定されています。
そこで出会った猫さん達の写真です。
そこにたどり着く途中の山道で、力強く泣く子猫の声が聞こえました。
なんと、山道の脇に小さな迷い猫がいました。
たった1ぴきで。
たまたま私達の前を歩いていたペーナ宮殿の警備員さんも、子猫に気づき、大切そうに抱きかかえ、宮殿の敷地内に連れて行きました。
子猫はそこで働く人々を一瞬でメロメロにし、さんざん撫で回されたあげく、水でふやかしたようなキャットフードをもらっておそるおそる食べていました。
宮殿には猫がいっぱい住んでいましたよ。
そして、敷地内にあるオフィスの前に立ち止まると大きな声で
おいしそうに食べるネコさん。
敷地内なら車の通りはないし、ここで働く人達はネコ好きみたい。
カフェのテーブルの下にずっと座っていたって、ウェイターさん達は気にする様子も見せません。
クリスマス前だと言うのに温暖な気候。
ネコ達が暮らすには、さほど過酷ではなさそうに思えます。
この黒猫さんは、何か小さな生き物を追い回していました。
狩りもするようです。
この子は、この男性に追いつくと、嬉しそうに足にまとわりついていました。
私は今回、ポルトガルに来るまで、フランシスコ・ザビエルはポルトガル人だと勘違いしていました。
スペイン人だったんですね。
ポルトガル出身の有名人って、誰を思い浮かべますか?
私が思いつくのはソウル・オリンピック、女子マラソンの金メダリスト、笑顔のすばらしいロザ(ロサ)・モタさんです。
余裕の表情でゴールしたロザ・モタさんが、笑顔で両手を挙げて歓声に応えたとたん、ギョッとしました。
あれは、すごいインパクトでした。
でも、あれはもう、ずいぶん昔の話なんだな~。