家に帰るといつも、2ひきが、そろって玄関でお出迎えしてくれます。

虫の居所
そして私の頬や口に我先に!!と

鼻先をくっつけて、キスてくれます。


そんな事をされると、かわいくてうれしくてメロメロになってしまいます。


ところが、先日読んだ猫雑誌に、


ネコのそのような行動は、「狩り」から帰ってきた仲間が、外でどんな「ご馳走」を食べてきたのか、匂いチェックをしているだけ、なのだと書いてありました。ダウン

どうりで、「行ってらっしゃい!」のキスは無い訳だ。


がっがり


それが、現実というものなのですね。



今日の夕方、帰宅した私を、出迎えてくれたのは、栗尾だけ。
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円造は、珍しく出て来てくれません。


そして、どこにも見当たらない。名前を呼んでも出てこないし。



バスルームや、キャリー・バッグの中、ベッドの下、居そうな所を全部探してみても...。やっぱり見つからない。広い家でもないのに。


「円ちゃんがいない!!!」


私の叫びに、同居人ちゃんも驚いて部屋からでてきました。


虫の居所
栗尾も一緒になって、心配そうに私達の後をウロウロついて来る。


もしかして、外に逃げ出したのかも!!(一度、そういうことがあったので)。


そうだとしたら、いつの間?もうかなり、時間が経っているのでは!!

これは、マズイことになってしまった。



円造の赤ちゃんの頃から、玄関で私を見送ってくれた今朝の姿までが、走馬灯のように脳裏を駆けめぐり。
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いよいよ私が半狂乱になりかけた時。



同居人ちゃんが私の部屋で、カンコク語で何か叫びました。
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彼女が見上げている、その先には、迷惑そうな顔をして、私達を見下ろす円造の姿が。。。


虫の居所
どうやら、クローゼットの上のワイン箱の中で、ずっと眠っていたらしい。あせる



あ~良かった!!

安堵した同居人ちゃんも、思わず座り込んでしまいました。


円造が普段、そんな高い所にいるのを、誰も見た事が無かったので、想定外だったのです。
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いつもはこのクローゼットには、高すぎて登れない円造。

今朝、たまたま私が横の棚の上に、「置きっぱなし」にしておいたスーツケースを踏み台にして昇ったようです。
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本当に驚きました。


栗尾も、知っていたのなら教えてくれればいいのに。

ママは、取り乱してしまいました。
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ほっとしたので、ずっと大切にとってあった、2ひきの大好物、焼ささみをあげました。
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小さく切ってはんぶんこはんぶんこです。
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大好きなブラッシングも、今日はいつもより長めにね。
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