と言う事で、今宵もLYMTOM参上です。
今日は少し時間があるのでBLOG書きます。
最近、若槻千夏さんは、BLOGを再開し
本腰いれて商売するみたいで・・・。
それより驚いたのは、小倉優子リンが株と為替に手を出して
小銭をいや・・・大銭を稼ごうとしているみたいで・・・。
これは、負けてられない・・・笑
今日は私の商売にまつわるネタを書きます。
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「猫とオジサンと私」
これは、私がまだ10代だった頃。
そんなに前でなく、チョット前の話なんですが、
なにか???文句がある人はコメントで・・・笑
ある日の昼下がり。
私は「京橋」という大阪の街で
フォークギター片手に、歌を歌っていました。
もちろん場所は路上。
週に2回ぐらい、いつも同じ場所で歌っていたため
常連もでき、毎回楽しく10代の輝かしい時間を
過ごしていました。
その日は、時間が早かったせいか誰も足を止めてくれず
過ぎ行く人の冷たい視線を感じながら
ものすごく気持ちよくコブシを回し、熱唱していると
突然独りのリーマン風オジサンが寄ってきました。
(LYMTOM・・・L オジサン・・・O)
O こんにちは。
L あっどうも。こんにちは。
O リクエストできるの?
L あっはい。この本に載っている曲なら歌えます。
俺は、歌謡曲集の本をオジサンに手渡す。
オジサンはパラパラと本をめくり10秒ぐらいで僕の目を見る
O この本にはない曲でもいい?
L あっ僕が知ってる曲ならいいですけど・・・
O じゃー吉幾三の「雪国」
L ・・・・・・・・・・
O 冗談。笑談。
俺は、オッサンの頭をギターで殴打しようと思いましたが、
我慢しました。
O 赤い鳥の「翼をください」は?
L あー学校の音楽で習う「翼をください」ですか?
O そうそう。歌える?
L まーそれなら、覚えている範囲で・・・
O 歌詞持ってるから、ホラ。
オッサンは、なぜか小学生用の音楽教科書をもっており
俺に手渡しました。正直、嫌な予感しかしませんでしたが、
早くオッサン振り払うため泣く泣く了承しました。
L 今~私の願いごとが~♪
オッサンが途中から一緒に歌いだした以外は
何事もなく無事終了。
O いやーありがとう。ホントよかった。
L あっ有難う御座います。
O お礼がしたいけど、どうしたらいい?
L えっ!? あっギターケースの中にお金入れて下さい。
O いや、お金じゃなくて渡したい物があるんだけど、
ちょっと待っててくれる?
L あっ。はい。
若いってなんて罪なんでしょう。
私は、なんと律義に待ってしまったのです。
あの人は、どっかの会社の社長で、もしかしたら・・・
淡い期待を胸に秘めて・・・
なんて僕って馬鹿なんでしょう。笑
オッサンが、何かを取りにどこかへ去ってから5分程。
向こうの方から笑顔のオッサンが走って帰ってくるのを
僕は確認してしましました。
O はい、どうぞ。
L えっ。
O 可愛いでしょ。
L あっ。はい。
O 可愛がってあげてね。じゃー。
L ・・・
猫です。
オプション付きで、生まれたて。
突然の出来事に、去っていくオヤジを呼び止める事もできず、
周りの注目を独占しながら、放心状態に陥りました。
5分後、僕の意識は戻り、早くこの場所を去りたい一身で
子猫を捨てて帰えろうとしましたが、
「蟻んこ一匹殺せない心優しき少年、LYMTOM」
とりあえず、自分のマンションへ持って帰りました。
怒り浸透の中、猫にミルクをあげて一段落したところで
オヤジがくれた小学生用の音楽教科書をもう一度何気なく見てると、
オヤジ直筆のメッセージを発見!!!
「ゴメンね。名前は未だない。可愛がってね。」
怒りに手が震えていると、教科書に挟まっていた
何かがヒラりと床へ。
千円札・・・
夏目漱石・・・
我輩は猫である・・・
捨てるなら。殺してやろうか、オヤジさん。
By LYMTOM
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その後子猫は、僕の友達に欲しいという子がいたので、
オヤジストーリーを隠し、贈呈。
今やすっかり年老いて、コタツで丸くなっているそうです。笑
こんなLYMTOMの願いごとが叶うソング「翼を下さい」を聞きたい方は、
2008/2/29(金) 大阪豊中GALAXY HOUSE まで、お越しやす。
※「翼を下さい」は歌いません。笑談
LYMRAM × Five Stones
OPEN - 19:00 START - 20:00
ADV - \1,800
メール予約 info@lymram.com
まで。