タイタニックの呪い
1912年に北大西洋で沈没し、多くの死傷者を出したタイタニック号。
その残骸を見学する観光用の潜水艇が遭難して世界中で大騒ぎとなっている。
タイタニック号はニューファンドランド島の水深3800メートルの深海に沈んでいる。
その為、捜索も深海用の特殊な潜水艇でないと潜れない。
ひとたび事故が起きると救助には時間と費用が生じる。
交信も出来ない状態だと全ての電源を失っている可能性大。
そうなると遭難した正確な位置も分からない。
タイタニック号が沈んでいるのは人も寄せ付けない深海、いわば海の墓場。
未だ浮かばれない行方不明の死者の魂が浮遊する事故現場に
観光目的で遊びに行く事の警告のような気がしてならない。
余談だが、数年後には大金持ち限定の月の周回旅行が計画されている。
人類は大気圏を脱出するにも莫大な化石燃料と経費と人手を使わないと宇宙へ飛び出せない。
そんな状況で月へ行って事故に遭っても誰も救助へは向かえない。
まさに命がけの片道切符にならぬ事を願うばかりだ。


