吉原の人気ソープ嬢殺人事件 | 慟哭のプリンス/咆哮の油姫

吉原の人気ソープ嬢殺人事件

接客業の世界において客とスタッフの揉め事は日常茶飯事。
 
特に男と女の感情が引き起こす愛憎劇は時に人を狂気に走らせる。
 
それを浮き彫りにしたのが吉原で起きた殺人事件。

 

5月5日に吉原の高級ソープランド「夕月」で人気ソープ嬢が客に刺殺された。

 

 

『東京都台東区の風俗店で、女性従業員が刃物で刺され死亡した事件で、警視庁浅草署は13日、足立区関原2の契約社員、今井裕容疑者(32)を殺人容疑で逮捕した。逮捕容疑は5日午前10時から同11時20分ごろ、台東区千束4の風俗店内で、従業員の女性(38)の首や腹などをサバイバルナイフで刺して殺害したとされる。「間違いありません」と容疑を認めているという』

非常に痛ましい出来事だ。

 

殺害されたソープ嬢はHPでは23歳となっていたが、報道で実年齢が38歳と公表された。

 

 

15歳も年齢をサバ読むというのも凄いが、元々吉原には実年齢よりも若くプロフィールを掲載する

 

いわゆる「吉原年齢」というものが存在する。とは言え、せいぜい5歳くらいなのだが(苦笑)

 

風俗嬢の年齢詐称に関しては本人に聞くと正直に答える。隠し通せないし面倒くさいからねべーっだ!

 

お客はそれよりも自分の好みなら文句を言わない。

 

今回の今井裕容疑者だが、店から出禁をくらった腹いせでの犯行らしい。

 

 

惨劇の舞台となった「夕月」は創業53年の老舗であり、

 

110分で総額7万円近い高級店。近くに姉妹店もある。

 

 

入浴料だけでこの値段だから財布の薄いサラリーマンには縁の無い世界w

 

年に数度、ボーナスが出た時くらいか。

 

この夕月グループのサービス内容だが、恋人プレイと呼ばれる男心をくすぐるもの。

 

高級店は他にもあるから差別化が必要であり、これで顧客の信頼を勝ち取ってきた。

 

コロナでも潰れず、予約が一杯というのも頷ける。

 

嬢の質と接客、そして施術内容の三拍子が人気店を生む事はエステ業界も同じ。

 

言うは易しで、これを実行できる経営者は限られる。

 

商業ベースに乗せるには同業他社の嫌がらせ、妨害を乗り越え、警察や裏社会との関係を構築し、

 

粒よりな嬢を集め、宣伝などにも力を注ぐ手腕が求められる。

 

 

余談だが、この夕月の恋人プレイで勘違いする客も少なくない。

 

嬢が自分にほれ込んだと本気で思ってしまいストーカーになったりする。

 

20年前にも同じく客が夕月のソープ嬢を殺害した事件が起きている。

 

遊びなれていない客にとって恋人プレイは危険すぎる火遊びなのかもしれないなw