進化するキャッシュレス決済の落とし穴
携帯のガラパゴス化で後れを取った日本は、
世界のキャッシュレス時代にも乗り損なっている。
発展途上国の中国や韓国にも先を越されそうになり、
さすがに政府も危機感を持ち始めた。
そこで秋の消費増税を機に一気にキャッシュレス決済を進めようと、
現金では無くカード使うなら5%還元と打ち出している。国民の血税使って
確かに効果は大きく、コンビニでも当たり前のようにスマホ決済する客も増えている。
ところが機械に弱い中高年、特にお年寄りは今も尚現金主義だw
国民総キャッシュレス化までの猶予はあと8カ月。
2020年6月で国が手数料の1/3を負担する制度が終わる。
赤字国債を発行しまくっているので延長は厳しいだろう。
完全キャッシュレス化はまだ先の先だ。
と、日本がモタモタしているうちに高度成長期の中国は、
街の屋台でもカードやスマホ決済が通用するのだが、
ここにきて更なる進化を計っている。
それが顔認証決済だ。
コンビニのカウンターではタブレット端末に顔を近づけるだけで会計が済む。
導入店は千店舗を超え、一部の地下鉄でも利用できる。
利用者は既に1億人を突破している。
このシステムは欧米で始まったものなのだが、プライバシー保護の観点から問題となり、
今は法律で制限をし始めた。
中国ではプライバシーや著作権なんか気にしないから導入が急速に進んでいる訳だ
ただ、そこには国家の大きな陰謀が見え隠れしている。
共産党政府は顔認証システムによる完全監視社会を目論んでいる。
中国人は利便有利で、そういう暗黒社会まで考えないから政府は楽でいい
共産党の一党独裁政治はまだまだ続きそうだ。
そんな理由もあって日本で顔認証決済が普及するのはかなり先となりそうだ。
まあ、普及したら普及したで整形を繰り返す芸能人には受難の時代となりそうだが。
(笑)