タイ人風俗嬢殺人事件
台東区のデリ業者がホテルに派遣したタイ人風俗嬢が殺害された事件で、
警視庁下谷署は9日、昭和大学医学部生の四十宮直樹(20)容疑者を逮捕した。
タイ人風俗嬢は、ビザ免除の在留期限15日間の観光特権を利用して来日し、
風俗店で稼いで帰国する予定で事件に巻き込まれた形だ。
昔から観光ビザで来日して働いて帰る外人は多くいた。
例えば、エステ全盛期に韓国エステで短期労働する嬢は全員と言っていいほどだった。
その後は留学を理由に来日してエステで働く中国小姐が急増していった背景がある。
今回、トラブルの原因として15日間という短期が挙げられる。
店も十分な接客教育をしないで送りだすから客とのトラブルが絶えない。
トラブルがあった場合の対処方法も教えていない。
嬢も長く働く気が無いから接客に手を抜く。
この手の事件は枚挙にいとまがない。
四十宮容疑者は凶器を持参していたようなので単なる接客トラブルでもないかもしれないが。
いずれにしても昨年の12月18日の事件が今頃になって取沙汰されるのは、
容疑者がホテルの窓から逃走する時に転落して頭蓋骨と腰骨の骨折という重体で、
2月の退院を待って逮捕に至った経緯がある。
捕まった四十宮容疑者の頭をみれば、回復したのは奇跡と言えよう。
タイ人を派遣していた台東区根岸の風俗店は現在、HPを閉鎖しているが、
箱型では無いから賃貸マンションと店名を変えてすぐ営業再開するだろう。
それにしても私大の医学部と言えば入学費も授業料もべらぼうに高い。
卒業するまで数千万円掛かるから親の落胆も大きいに違いない。
まあ、今回の事件で医者になれなかった事で
未来の多くの患者が犠牲にならなかったは幸いだ。
拝金主義の医者に誤診でもされたら人生台無しだしね。
(苦笑)