御徒町「縁」再訪③ | 慟哭のプリンス/咆哮の油姫

御徒町「縁」再訪③

店は相変わらず繁盛していた。

 

私が入店した時、先客は二人。

 

後から予約客が一人来た。これで満室。

 

先客の一人が帰ると同時に飛び込みの客が一人。

 

同じく先客の一人が帰ると予約の客が一人来た。

 

嬢たちは仕事がコンスタントに出来るから収入も安定するだろう。

 

施術が終わり、店長に見送られて店を出る。

 

施術は前回来た時の嬢の方が私に合っていた。

 

外に出ると、松坂屋の長かった工事も完成間近だった。

 

 

3階と6階のブリッジは完成済み。

 

 

以前は新館と呼ばれていたが、正式には南館というらしい。

 

随分と高層ビルになったもんだ。

 

 

シネコンが入るのは知っていたが、パルコも入るのか。

 

パルコと松坂屋は大型小売店だからライバルなのでは?

 

と思ったが、平成不況でデパートが潰れかけた時期に随分統合が行われていた。

 

松坂屋も大丸と統合し、Jリテイリングの傘下に収まっていた。

 

アベノミクスによる観光事業の規制緩和による中国人の爆買いが、

 

もう少し早ければ歴史ある松坂屋も三越も単独で生き残っていただろう。

 

まあ、これも時代だな。

 

で、松坂屋の新南館は、1階から6階がパルコ、7階から10階がTOHOシネマズが入り、

 

高層部の12階から22階が高機能賃貸オフィスとして家賃収入を得るようだ。

 

買い物客やサラリーマンで「縁」も益々繁盛しそうだな。

 

 

(笑)