営業部長特別決済イベント <其の参>
6時25分になると店員がやってきて台のガラス戸を開け、
目隠しの大札を取り外して電源を入れた。ここで初めて甘釘台と対面する。
ヘソは開いてるように思えるが、ガバッと開いてるわけではない。
あとは寄り釘がどう調整しているかで入賞率も違ってくる。
だが、全体の印象として、隣りの通常釘の甘デジ慶次よりも釘が良いのは一目瞭然。
果たして何回まわってくれるのか。。。?
そんな事を考えていたらスタート合図の音楽が流れた。
期待と不安の中、玉を打ち始める。
ポンポンポンッと保留ランプの液晶大玉が点灯する。
おっ、これは凄いぞ!
と、思ったら廻すほど回転率が落ちてくる。
ワープの入りが悪そうだ。これじゃ、ブン廻りにはなりそうもない。
おいおい、単なる上ムラ発進だったのかよっ^^;
そんな馬鹿なと思いつつ、強目、やや弱目、そしてチョロ打ちとストロークを三段階試す。
どうやら「やや弱目」の入賞率がマシなようだ。
釘が良いと本当はチョロ打ちが威力を発揮するはずなんだが、、、
千円投じたところで回転数は、23回・・・うーん、微妙だ。平均回転率がこれならまあまあ。
下ムラならブン廻りの優良台だが、上ムラなら通常営業の釘と変わらない事になる。
しかし等価じゃないんだし、打てる時間が短いのだからせめて30回転以上ないとつらい。
そして、2千円目を入れようとした瞬間、
コン、コン、
カッコーーン!
当たったーっ!![]()
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などと浮かれている場合ではない。
これがフルスペックの慶次なら万歳なのだが、甘デジ慶次なら早目の当たりは想定内。
とは言え、出だし好調だ。
しかしながら、大当たりラウンドを消化しながら盤面に違和感を感じる。
何かが変だ、そうだ、玉の流れがスムーズでなくて気持ちが悪い。
なんか引っ掛かるような玉の流れがアタッカーへの入賞を邪魔する。
気のせいか?
営業部長特別決済の甘釘仕様なんだからアタッカー周りの玉削りなどするわけはない。
玉の流れを注視する私にとんでもない光景が目に飛び込んできた!
こ、これは…っ!
私は、我が目を疑った、、、






