アキバ栄枯盛衰 | 慟哭のプリンス/咆哮の油姫

アキバ栄枯盛衰

仕事帰りにアキバへ寄った。


久し振りに訪れた場所は石丸本店。


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目的のトラッキング火災予防の安全プラグカバーを購入した。


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実は携帯の充電器が壊れており、ショップでみてもらったらプラグのショートが原因との事。

一歩間違えれば火事だ。早速火災防止に安全プラグカバーを買うことにした次第。


しかし、驚いた。いや、プラグのショート事件のことではない。

秋葉原電気街の雄と謳われた石丸電気の衰退振りにだ ( ̄ー ̄;


売り場に客がチラホラ散見できる程度で、ほとんど閑古鳥といっていいほどの寂しい店内。

仕事帰りのサラリーマンやOL、そして外人観光客は同時間にヨドバシ・アキバ店にどっと流れていた。


思えば今年2月、創業64年にしてエディオングループに吸収合併され事実上石丸電気は解散した。

暖簾(のれん)である「石丸電気」という赤い看板も、エディオンEASTが運営会社となった為に

「ishimaru」というローマ字で書かれた青い看板へと移行されつつあるようだ。


私が子供の頃には連日TVで「石丸~石丸~電気のことなら石丸電気~でっかいわぁ♪」というCMが

流れていた。その時、電気街の中心地は「石丸電気」の赤い看板で埋め尽くされていた。

特に、レコードを買うと今で言うポイントにあたる10%の商品券と菓子と宣材用のポスターやTシャツ、

ノベルティーが金額に応じてもらえた。それが石丸電気快進撃の礎ともなった。


今やヨドバシ・アキバ店とビッグカメラの傘下に入ったソフマップに客を奪われて閑古鳥。

わずかに中央通り沿いにある石丸電気1号店(現ishimaru AKIBA)くらいが週末に賑わっているが、

客の流れはソフマップとヨドバシ・アキバ店へ奪われている。


かつてライバル店だったサトウ無線、ラオックス、ロケットも閉店につぐ閉店。

私自身も家電の現物はアキバの量販店で見るが、購入するのは値段交渉しなくても遙かに安い問屋や

通販を利用している。



話しを元に戻そう。


石丸電気で安全プラグカバーを購入したまでは良かったが、漏電防止に絶縁性シリコンゴムは、

どの程度まで絶えられるのか知りたくて近くにいた店員に聞いてみた。


かなり年配の店員だったが、案の定パッケージを裏返して説明など読み始めた。

それなら最初に私だって見ている。それ以上の商品情報が欲しくて聞いたのだが、

このフロアにいながら陳列してある商品の知識は乏しく、結局役には立たなかった。


石丸には、こういう中高年の店員が多い。創業会社が潰れる時にかなりの店舗閉鎖とリストラをしたせいか

働き盛りの30代の優秀な店員は他の量販店へ転職していったようだ。


「石丸電気」というお馴染みの赤い看板の灯が完全に消える日も、そう遠くないかもしれない。。。。



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