巨額借金帝国への道 | 慟哭のプリンス/咆哮の油姫

巨額借金帝国への道

どうやら政府は赤字国債増発、つまり国の借金を増やす方針を固めたようだ。


国債とは国が国民にする借金。

別な言い方をすれば、「国債を買った国民が国に対して、返還を請求する権利」のこと。

当然、貸し倒れれば国民が損をするどころか国家が破綻する。だから人ごとではないのだ。


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今年(2009年)の末には、その額ついに900兆円を突破するだろう。

900兆って、単純に考えても1兆の900倍。1兆って…、とにかく金額がデカすぎて分からんあせる


慟哭のプリンス/咆哮の油姫 ←いったい諭吉が何人いるんだ?w


そもそも日本は何でこんなに借金があるんだ?日本は世界に誇る経済大国ではなかったのか?


振り返ってみると、ここ十年余りで借金は雪だるま式に増えてることがわかる。



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切っ掛けとなったのは1996年、当時の自民党・橋本内閣。


300兆円以上に膨れ上がった国の借金を何とかしようと赤字国債削減・財政再建を目指すも、

景気減速・金融危機と重なり、橋本首相は軌道修正を迫られ、失脚。


更に追い討ちを掛けたのが、1998年の自民党・小渕内閣。


無駄な公共事業と意味のないバラ撒き地域振興券など放漫財政で借金漬け体質へと変貌。

これで国の借金は300兆から500兆円へと急増大。


そして2001年、強烈なリーダーシップを掲げて国民の信頼を一気に得た小泉内閣が誕生。

財政再建路線が走り出し、借金増加傾向が鈍化してきたが、麻生内閣で再び借金地獄へ舞い戻り。

サブプライム問題に端を発した世界的大不況や金融危機があったにせよ漢字の読めない麻生さん、

経済見通しも読めぬまま内閣支持率も急降下。先の衆議院選挙で自民党まで墜落させてしまったw


さて、自民党の政策失敗で大借金のバトンタッチを受けた形でスタートした民主党・鳩山内閣。


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積極財政政策を主張する民主党が政権ゆえに、子育て支援や年金、医療問題など金は出る一方。

マニフェストを正確に実行するとなれば赤字国債は増加の一方となる。


そうなると浮上する消費税引き上げ論。


野党に転落した自民党は、待ってましたとばかりに借金増加や増税など「公約違反」と攻め立てるだろう。


次の選挙までに財政立て直しの形作りを急ピッチでやらないと民主党も再び野党に格下げとなる。



さあ、どうする鳩山さん?




そう言われてもボクちゃん困る~


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などと言ってる時間はないのだよ、きみ。



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