あるとき、北風と太陽が
力比べをしようとする。
そこで、旅人の上着を
脱がせることができるか、
という勝負をする。
まず、
北風が力いっぱい吹いて
上着を吹き飛ばそうとする。
しかし寒さを嫌った旅人が
上着をしっかり押さえて、
北風は旅人の服を
脱がせることができない。
次に、
太陽が燦燦と照りつけた。
旅人は暑さに耐え切れず、
今度は自分から
上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ち。
教訓として挙げられてること。
手っ取り早く乱暴に
物事を片付けてしまおう
とするよりも、
ゆっくり着実に行う方が、
最終的に大きな効果を
得ることができる。
また、冷たく厳しい態度で
人を動かそうとしても、
かえって人は頑なになるが、
温かく声をかけたり
見守る態度を示すことで、
初めて人は自分から行動
してくれるという
組織行動学的な視点。
とても有名な話。
暑いからどうする、とか
寒いからどうする、とか
そういうことよりも、
旅人が、自発的に、
どうしようとしたか、
っていうことが大事。
自分たちは、誰かと
力比べをしている
っていうことではない。
でも、旅人たる顧客が
どんな気持ちになるのか。
その状況、立場を考えて
より明るい未来を提示し、
そこに光を見いだせるか。
「もし自分であれば、
どんなことがあれば、
自ら動きたくなるか。」
自分都合ではいけない。
あくまで、軸足は顧客。
焦っても見失っていけない
とても大事な原点だと思う。