昨年、スイス国内のホームセンターから山椒の苗を通販で購入しました。
植物の苗は国境を越えて通販で買うことが難しいので、スイス領で見つかって大喜びしたのですが・・・
Poivrier du Sichuan 直訳すると、「四川の胡椒の木」 はい、花椒の木(学名 Zanthoxylum simulans)だったのです。
ちなみに日本の山椒の学名はZanthoxylum piperitum なのですが、なぜか花椒の木がZanthoxylum piperitumとして売られています。Σ(゚д゚lll)ガーン!
なんだかおかしいな、と気付いたきっかけは、葉っぱがとても大きくなることでした。
↓ 手の甲に乗せています。実家の庭にあった山椒の葉っぱとはサイズが違い過ぎました。
そして、葉の1枚1枚にもトゲが生えていること。ビックリ!
昨年刺されて痛い目にあったので、今年はトゲ対策をしています。
トゲは、まだ柔らかいうちにどんどん摘み取ることにしました。
元々のお目当てだった「木の芽」にも当然トゲは生えていますが、芽自体が食べられる柔らかさのうちはトゲも柔らかいので収穫後にトゲをこそげています。
山椒は雌雄異株だと聞いていたのでとりあえず3本買ってみたのですが、1本だけ花が咲きました。
うーん。同じ場所で並べて育てているのになぜ開花期がずれるのでしょう?
今年実がならなかったら来年は花が咲いたら花山椒として食べちゃおうっと。