9月下旬に風邪を引いて寝込んでいたので忘れていましたが、9月に衣替えをしました。

ジュネーブは9月になると一気に肌寒くなります。

10月になった現在は床暖房で部屋は暖かですが、床暖房が入る直前の9月に「部屋の中が一番寒い時期」となるのです。

 

ロットのためにはホワイトクラウドの毛布を出し・・・あれ?これ、25年以上使ってる?そろそろ買い替えたほうがいいかもね。

 

長女ガルにもカシミヤの毛布を。

ガル「わーい、すべすべ、ふかふか~♪」

ガルがまだ赤ちゃんだった10年くらい前にシルクふぁみりぃさんで購入したものですが、ずっとしまいこんでいたので使い始めたのは2年前くらいからです。

ガル 「どーして?」

ソニック 「おねしょやらロタやらが心配なうちは使えなかったの。でも、心配がなくなるまで買うのを待っていたら今度は値段が上がって買えなくなっちゃう! それで先に買って、しまっておいたの。今なら安心して使えるでしょ?」

ガル 「ぎゃふん、納得」

 

衣類は、大人は普通に入れ替えをすれば良いのですが・・・

 

ガル「ぎゃー、これも、これも、これも、きつくて着られない><。」

ソニック 「ガルちゃんはこの1年でずいぶんと背が伸びたものねえ。」

ストッカーから出した秋冬物衣類はほとんど小さすぎたので、タンスの中身はスカスカになってしまいました。

 

ん?ということは・・・・

ソニック 「ガルちゃん、ちょっと待って。夏物をしまうまえに、一応全部着てみてくれる?今キツいものはもちろん、ピッタリサイズのものも、来年はもう着られないでしょ?」

ガル 「あ、そうか・・・。」

確認してみた結果、お気に入りのワンピースのほとんど全部が「来シーズンはもう着られないもの」になってしまいました。

 

誕生会や発表会で使っていたドレスもほぼ全滅です。

サイズ的にはまだ着られるものも何枚かあったのですが・・・

 

ガル 「もう11歳なんだもん。誕生会でもハロウィンでも、お友達の誰もお姫様ドレスは着ないよ。みんな、そんな年じゃなくなっちゃったの。発表会でも今のお教室になってからは誰もドレスを着てないのにガルだけなんて着られない。もう全部、要らないの。」

 

ハロウィンやエスカラード(ジュネーブ州の仮装祭り)用に着物や浴衣だけ残して、全部手放すことにしました。もしドレスが必要な機会があったら、その時になってから新しく買いましょう。

 

仲良しの日本人のお友達に、ドレスコートやパニエや未使用のフォーマルソックスも含めて全部もらってもらいました。

その子はまさにお姫様ドレス年齢真っただ中なので、楽しんでくれるでしょう。

 

夏物の服は・・・状態の悪いものは全部切って、使い捨て雑巾に。状態の良いものだけを綺麗に洗濯して、貰い手を探します。

 

お手伝いさん 「マダム、要らないならもらっていいですか?全部とても綺麗な状態だから、フィリピンの孫娘に送ってやりたいんです。」

ソニック 「そうね。アイロン掛けをしていなくても良ければ。もちろん洗濯はしてあるのよ。もらってくれる?」

お手伝いさん 「アイロンは私が掛けますから問題無いです。」

 

冬物は・・・・常夏のフィリピンじゃ要らないわよねえ。どうしようかしら。

お手伝いさん 「マダム、冬物も要らないならいただけますか?ウクライナ難民に送る冬物を今、教会で集めているんです。」

 

お手伝いさんは敬虔なカトリック信者なので熱心に教会に通っています。

 

いや、あなた自身がお片付けの女神様ですよ。

おかげさまで「不要になった、でも捨てるにはちょっともったいない、どうしよう?」と悩む必要がなくなりました。貰い手を探したり、衣類リサイクルボックスに運んだりする時間もエネルギーも大幅に節約されました。ありがとう。

と心の中で手を合わせます。

 

さて、来週は秋休み。

ガルを連れて「この冬に必要な、今のガルにぴったりの秋冬物」を買いに行きましょう。