2019年2月16日(土)~2月23日(土)
今年も2月のスキー休暇がやってきました。
ヨーロッパのそれぞれの国によっても、同じ国でも州によっても、また、同じ州内でも公立や私立によっても、長さや時期が違います。今年のジュネーブの公立では2月18日(月)~24日(日)がスキー休暇でした。
我が家は子連れなので、原則としてジュネーブから車で片道3時間程度のイタリアのスキーリゾートに行っています。
2015年 ヴァッレ・ダオスタ州ラ・トゥイル
2016年 トレンティーノ=アルト・アディジェ州マドンナ・ディ・カンピーリオ(イタリア北東部。遠いのは厳しい。)
2017年はザーの受験を考慮して1泊2日のピエモンテ州セストリエーレのみ。
2018年 ヴァッレ・ダオスタ州 モンテ・ローザ
今年の我が家はイタリア北西部 ヴァッレ・ダオスタ州 PILA(ピーラ)スキーリゾートに行ってきました。
ここには昨年も、1泊2日で行っていますが、その時は山のふもとの、州都アオスタの町とPILAをつなぐリフトの途中駅のそばに泊まりました。たった2日間なのに、「携帯を失くした?騒ぎ」で大変だった覚えが><。
今年は山の上の、スキー場の中心地で泊まりました。
ロット 「去年の宿は、部屋はとても良かったけれど、場所が今一つ不便だったろう?確かにリフトにはメチャクチャ近いんだけど、近くにスーパーも見かけなかったし、最後にリフトで降りてくるときの混雑が凄かったからなあ。中途半端に途中駅にするより、リフトの始発駅のそばか、リフトに乗らなくていいスキー場の中で泊まるか、のほうがいいと思う。」
ソニック 「そうねえ。あの帰りの時間帯の混雑ぶりからすると、朝は上りリフトが満員で、途中駅からじゃ、乗り込めないわよねえ」
ロット 「どうしよう?リフトはたった17分なんだけど、ふもとの町のアオスタに泊まるとすると・・・リフト乗り場は街の南部の工場地帯。本来の町は北側だから、レストランもほとんど北側だ。それにリフト乗り場の近くの駐車場の競争率がとんでもないんだ。かといって山の上に泊まれば、食事もスキー場の中の店で選ぶしかない。うう~ん、どっちがいいかな。」
ソニック 「う~ん。・・・・山の上のほうがいいんじゃないかしら。下に泊まると、朝寝坊して駐車場が満車だったらアウトでしょ?まあ、食事は・・・1週間、山の上で頑張ろーね♪ だって、街でご飯を食べるために夜に山道を往復するの、イヤでしょ?リフトなら片道17分だけど、夜は動かないんだから。」
ロット 「山道を頑張って降りても、帰りも運転が待ってるんだから飲めないよな><。」
ソニック 「ワインは街で買って、宿に帰ってから飲むことになるわねえ。トマムに泊まったときみたいに。」
昔々、恋人時代に北海道旅行に行きました。アルファリゾートトマムに滞在して、レンタカーで周辺を観光して回りました。泊まった初日に驚いたのは、ホテルの中のレストランがあまりに少なすぎること。ほとんどのレストランは滞在中の予約はすでにいっぱいでした。唯一予約無しで食べられる海鮮バイキングは、2時間半待ちの行列。2日目からは、朝食は私が持参していたパンでしのぎ、昼は観光先で、夜は富良野の町で食べることにしました。富良野までは片道1時間以上かかりましたが、車があったので脱出できました。帰りも運転があるので、レストランではお酒は禁止。富良野の町でワインやハム、チーズを買い、ホテルの部屋で飲みました。
ロット 「あれは若かったから出来たんだ。もうそんな元気は無いよ。それに、今はガルちゃんが居るからな。無理はしないほうがいい。」
確かに・・・・。長女ガルはまだ7歳です。
食後にヘアピンカーブの連続する山道を登って帰るなんて、マーライオンになっちゃうかもね・・・。
(画像はフリー素材サイトActivePhotoStyleさんからお借りしました。)
ソニック 「じゃ、ご飯は山の上でなんとかしのぐってことで、OK?まあ、PILAと町を繋ぐリフト乗り場の周辺なら、そこそこレストランはあるわよ。贅沢さえ言わなければ、トマムの時みたいな本物の夕食難民にはならないで済むと思うわ。」
そしてロットが予約してくれたのは、PILAのリフト乗り場から直線距離では100メートルほどの、とても便利な場所でした。
このあたりの高度は1790メートルほど。ドクターストップをかけられている高度2000メートルよりも下です。やれやれ。
Googleでは宿が表示されないので、同じ建物の中のBarを表示しています。
口コミによれば、同じ建物内に小さなスーパーが入っているそうです。
昨年、ガルが夢中になって遊んだPILA FUNPARK もすぐそば。
ソニック 「ありがとうロット。お天気次第だけれど、なかなか楽しい滞在になりそうね。」
楽しい滞在になりますように。
なにしろ、スキーリゾートに私がお供するのはこれが最後の予定なのですから。