旅行3日目、2025年10月22日(水)の夕方、ボルゲーゼ美術館が続きます。
これは古代ローマ時代の大理石像で、「イルカに乗ったサテュロ」と命名されています。
サテュロスって半身半獣の牧神(ギリシャ名パーン、ローマ名ファウヌス)じゃなかったけ?
と思って調べてみたところ、確かにサテュロスは牧神と混同されていますが、本来はディオニュソス神(ローマ名バッカス)の男性信徒(女性信徒はマイナデス)のこと、つまり「人間」です。
単数ならサテュロ、複数ならサテュロスと呼ばれました。
ディオニュソス神は牧神との関わりが深い神様なので、牧神と信徒が同一視されていったようです。
↓ こちらもやはり古代ローマ時代の大理石像で、「踊るサテュロ」と命名されています。
ちょっとニジンスキーの踊った「牧神の午後」を連想させられます。
こちらは、衣装部分が黒い大理石で作られている女神像。
左手に麦の穂を持っているのでケレス(ローマ神話の大地の女神)かと思ったのですが、なんと、本来はエジプト神話の大母神、イシス像だったものを復元する際に(腕が折れて失われていたのでしょうか?)「きっとケレス像だろう」と麦の穂を持った姿で復元されたものだそうです。
女神像の足元の床には、モザイク画のメデューサ
↓ この美術館自体が17世紀に建てられたものですから、維持管理するのはとても手間のかかる、大変なお仕事のようです。
続く








