成人の日の午後、藍ちゃんとブルーチーズを買いに大型ショッピングセンターに出かけた。
あ、車とめるとこ間違えた。食品売り場までものすごく遠いよ。
いいじゃん。運動になるし。
店のぞきながら歩くから、実際に歩く距離はもっと長いよね。
そういえば川の長さって直線距離のだいたい3倍なんだって。
ウィンドウショッピングしながら歩くとそれぐらいかも。
河川の長さは、水源から河口までの直線距離に、円周率をかけた数字である。
そういう豆知識をどこかで読んだ。
そこから派生して、必要な距離や費やす時間、かける手間は、理屈で考える数値の3倍はいる。そういうことかもしれないなとなんとなく思っていた。
一番効率がいいように見えるのは、スタートからゴールまで最短距離(時間)で結ばれていること、つまり実際の長さと直線距離が一致することだけど、それって実はかなり無理があるんじゃないの。
自然の法則でいけば円周率倍のゆとりがいる。直線距離式では短い用水路はつくれても、アマゾンやナイルやミシシッピみたいな川にはならない。
スタートとゴールをどう設定するかも問題で、短期の改善・小さいプロジェクトなら直線思考が適していて、根本的改革は河川流でないとできないとかね。長く続けて、結果を全体にフィードバックできるような、地に着いた仕事をするには、円周率倍の寄り道がいるんじゃなかろうか。
ということを書こうと思って、裏を取ろうと調べているうちに、違う方向 へはまりこんでしまった。