この秋、京都芸術大学・芸術教養学科に学士入学しました。
心の片隅でずっと向き合いたいと思いながら、後回しにしていた分野。
通信制大学は、前回「地獄へようこそ」みたいな体験をして(あっ書いちゃった)、正直「もう無理」と思っていた。でもまた、こうしてここにいる。
多少の経験はあるつもり。でも全く同じとは限らない。どのような気持ちで課題に取り組むのか、自分に興味があった。課題を開くと、懐かしい思いと、ゆるんだ思考をまた働かせないと、という緊張と、未知の物に出会ったワクワクが交互に押し寄せる。
今の印象としては、「長いことずいぶん右脳よりの勉強をしてきたんだわ」という感じ。会計・経済・ITだもんね。
同時に、自分が大好きだった文化やアートなモノ・コトから今はこんなにも遠く離れてしまっているのだということを改めて感じて、悲しくなる。
近くに、鑑賞するような文化的対象物はない。お店には大量生産の美しいとは思えない製品ばかりが並ぶ。本屋、図書館は絶滅危惧種。そんな私の違和感を共有できる人は周囲にいない。ネットが私の、ほぼ全ての情報ソースとなりつつあり、こんな自分を開放し、安心できるのは、日本に帰った時のみ。
自然と共生することは大事。だけど、人は自然とかおいしいものだけでは生きていけない。クリエイティビティや魂の栄養が必要。文化のない生活、本のない生活は、私にはやっぱり無理。改めて認識する。
この通教は、そんな私の、文化への渇望に、道を照らしてくれるだろうか。