寺子屋から帰り、読書会に向けて読み始めた
『夫の〇〇〇が入らない』
(伏字にしたのは、アメブロ削除されないように)

これを電車の中でカバーもかけずに、付箋を立てながらむさぼり読んでいたおばちゃんは私です。
 
いや~~~、面白かった。
薦めてくれた人が、買ってまで友人にプレゼントした、と言ってたのもわかる。
ただ薦めただけでは、買いに行くまでのハードルを超えられなそうなタイトル。
単行本の出版社特設サイト
文庫版の出版社特設サイトもあります。
(文庫版買えばよかった。。。まあでも単行本の装丁美しいからいいか。でも文庫版収録エッセイ読みたい)
 
タイトルは奇をてらっているのか?
読み終えるとこれでしかありえないように思える。
とってつけたウケ狙い、とかではない。

主人公の18歳から36歳くらいまで、一緒に生きたようなぐったり感に見舞われる。
 
どこまでも低い自己肯定感
できなさすぎる自己開示
皆無な援助希求力・・・・
 
母親による姉妹差別、否定、決めつけ、、、
劣等感がアイデンティティのように育ってしまった主人公。

「仕事で認められたい」
「誰かの役に立ちたい」
生きていてもいい理由を渇望している。
三角コーナーの中に捨てられた卵焼きと鮭に自分を重ねながら
それでも生きていく。
 
レビューをネット上で探すと酷評もある。
作者のツイッターには叱責も下半身の写真もDMされてくるそうだ。

この本の存在は書店員が売りたい!という本屋大賞にも選ばれ、
アツいファンもおり、実際に11万部突破、と私の手元の帯には書いてある。
 
きっとこの世には二種類の人間がいて、
おとちんワールドにどっぷり浸かって絶賛する人と
どうやっても入っていけない人に分かれるのであろう。。。めりめり。
 
マンガにもドラマにもなっているようだけれど
どちらも観ていないけれど、
小説を読む限り私がハマったのはこの文体。
 
独特のリズムと、美しさと、不意をついてくるユーモア。
久々に文章そのものにこんなに快感を覚えた!

この作品を読んで語りましょう。
私の立てた付箋は、あなたのそれと合致するのかな?

【夫の〇〇〇が入らない・読書会】※女性限定とさせていただきます
■日時 2019年8月19日 10:30~12:00 
こぶたカフェは10時OPEN ランチ別途注文できます 14時まで自由に交流できます。
 
■場所 上北沢イルソーレGAO 
当日は定休日を利用した「こぶたカフェ」というサロンイベントを開催しています。
乳幼児も会場に一緒にいてにぎやかであることが予想されます。

■参加費 1000円 (こぶたカフェ入場500円別途必要です。 ランチは任意で800円でおいしい給食が食べられます)

■持ち物 読了した本書をお持ちください。
付箋をたてておくと話しやすいと思います。
ノート抜き書き派もOK!

■定員 6名
お子様連れでもご参加いただけますが、保育はありません。
おもちゃコーナーがあります。

■ファシリテーター 高橋ライチ
カウンセラー、二女の母。結婚3回目が10年を超えました。

こぶたラボ主宰
(株)タンジェリン・ラボ 代表
NPO法人リスニングママ・プロジェクト発起人

■お申込み  こちら から。※8/19読書会参加希望とお書きください。