女性とパワーハラスメント―なぜ起きる、どう対処する/著者不明
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レジリエンスこころのケア講座に出ると、参考図書を借りてきて読んでいます。
その1冊。

「女性とパワーハラスメント -なぜ起きる、どう対処する」
NPO法人ウィメンズ・サポート・オフィス 連

faxで直接注文もできるようです。

職場でのパワハラ、セクハラについての事例、
当事者向け、支援者向け、周りの人向けと情報があり
最初に読む資料としておすすめのブックレットです。

私は聴く立場から、第3章の「身近な人がパワハラにあったら?」が
とても参考になりました。

繰り返しこのブログでも書いていること、
聴くにあたって大切にしたいことが
支援の現場からわかりやすく説明されています。
少し引用してみます。

P69
被害者はどんな援助を必要としているのか?
共感と同情は違います。同情して支援するとお互いに不健全な関係になりがちです。同情するとついアドバイスをしたくなります。
中略
助けてあげたいと思っている人のほうが力関係で上にいるのです。

P73
こちらが良かれと思ってやったことでも、被害者にとっていい解決になったかどうかはわからないのです。
中略
「せっかく支援しているのに」との期待からプレッシャーを与えてしまい、被害者が自分の意思とはっ違う選択をしてしまうことになります。

・・・・・・・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P74からの、
3 二次被害を防ぐ傾聴(リスニング)スキル

はリスナーの課題図書にしたい部分でした。
小見出しだけ書き出してみます。

Non-Judgmentalな姿勢:相手の選択と判断と世界を尊重するとは

問題と個人を分ける

同情それとも共感?

注目する点:矛盾、極端な思考、パターン。コントロール、現実/非現実、「今、ここで」の視点


スキルとしても、姿勢としても、本当に共感できる章でした!


そして最後にもうひとつ引用を
P80
真のエンパワメントとは、本人があのときの選択はあれでよかったと後々思えることです。

以上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

良書を読むと、ますますやる気が出ます!

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