続きです。
前の記事はこちら
ドラマ「明日、ママがいない」第1回を観ての
私の強烈なモヤモヤは整理してみると3点でした。
ネタバレ記事を含みますので
録画をまだ観てない!という人は絶対先に観てくださいね。
こんないちゃもんみたいな記事先に読むと、台無しだと思うので。
1、芝居っぽさ
子役がわんさか出ているからか、いや、鈍器の母役も、三上博史も、
演技が、映画系ではなく「芝居系」「コント系」に見えてしまう。
(そういえば、三上博史の名前が思い出せなくて、ドラマ始まってから40分かかったw)
これって、意図したものなの?
NHK連ドラとか、昼メロとかも私はあまり入り込めないのは、
この芝居っぽさにある。
「こういう役をやってます!」という中の人が見える感じ。
あれは、地上波で、重いテーマを扱うからわざと意図してるの?
リアリティを持ちすぎないように?
演出でやってるの???
というくらい、いまだにわからん。
具体的には冒頭の、母親が逮捕されるシーン、
保育園での子ども同士のトラブルのシーン、
摂食障害の子のシーン
(「不安なのよ!だから食べるのよ!」ってそんな説明本人がするかな・・・)
三上博史と木村文乃のシーン・・・
大人も子どもも、とっても再現コント風。
誰かが「あれは重いテーマの時はよくやる手法だよ」などと
教えてくれたらなんか落ち着くんですが。
2、脚本の「?」
よくTVや映画みながらI氏に「え?今のどういうこと?」と質問してイヤがられる私。
あの、ラストシーンの、
「ポスト」が泣きながら言った台詞がよく聞き取れなかったんですが・・・
意味がわからなくて・・・・・
「明日、ママがいない(なんて)」
みたいな台詞を、ポストはどういう気持ちから発してるの?
明日、ママがいないというショックは
いつもそこにいてくれるはずの存在を失うことだよね。
ポストは劇中「思い出す母親もいない」役として描かれてるのに
あの台詞で涙するそのココロは・・・・
施設の仲間たちの気持ちに共鳴してるってこと????
演技だけの問題じゃなくて
小説で読んでもなんか意味がわからないような気がしたのでした。
これも、誰か、解説してくれる方、求む。
あれ、どういう意味?
3、「お前らは犬だ」を私たちが体現している?
3つ目の強烈な違和感は、、、、
ドラマ冒頭で冷酷非道な役・魔王(三上博史)が、
食事を前にした子どもたちに
「泣け!泣いた奴から食べてよし!」と言って
いい家にもらわれるように、泣いたり笑ったりペットのような可愛気を身につけろ、
という趣旨のシーンがあり。
そこでは、制作意図としては、「ひどい奴」「子どもがペットなんて!」
「施設の子どもは犬扱いなのか!?」などと『悪役』を設定するわけです。
そこで、芦田愛菜演じる「ポスト」はポロポロと泣いて見せ、
けろりと飯を食う、というシーン。
天才子役・芦田愛菜の一発芸、みたいなシーンでした。
でも、まあそれは、役柄でも「演技」だからいいんです。
ポストはしたたかな子どもとして描かれているから。
でも、
ラスト、延長時間のクライマックス、
号泣する友人・鈍器を前に、
ボンビやピア美が
「え?いつも言ってたじゃん、あたしたちはママを選べるから
普通の子より幸せだって!(そう言ってよ!あれは嘘なの?)」
と期待と戸惑いを込めてポストを見た時に
ポロポロといつもいきがっているポストが涙を流す!!!
その顔が!!!!
冒頭の「演技していた」シーンとどうしてもかぶる!
脚本にあるから泣いている
指示があるから泣いている
上手に泣くと褒められるから泣いている
一生懸命、演技している
よし!が来るまで泣いている
(「オッケーで~す」、なのか「カーット」なのかわからんけど)
しかも、「いつも可愛がられている子の泣き顔」でしかない・・・・
うわっ・・・・・
これって、
これって、、、、
子どもに「芸」をさせているんだ。。。。
「芸」を観て手を叩く、大人たち(視聴者)。。。。。。。
と空寒くなってしまいました。
これって、これって、
意図なの?二重の?
「さっき、『子どもを犬だなんてひどい!』と思った視聴者が実は
『子どもに芸をさせてもてはやす、飼い主側』だった」
という皮肉なの????
ここで1、であげた芝居っぽさがさらにどんよりと効いてきました。。。。
は~、やっと整理できた。
あくまでも、私個人の、とらえ方ですので
これが
いいドラマだとか
悲しい話だとか
まなちゃんかわいいとか
三浦翔平のサービスショットが、とか
(個人的には風呂場でボンビが覗き込んでいたのが演出としてはGOODだった!)
マジでこのドラマけしからんとか
いろんな受け取り方があると思います。
いろんな受け取り方をして、それを表現して
おおいに違いを分かちあえたらいいな、
それが地上波でやるドラマの意義でもあると思います。
今後の鈴木砂羽には期待してます。
来週も観ると思います。
子どもには見せたくない、とあちこちで読みましたが
見せてみて、なんていうのか、私なら興味があるなあ。
それについて語れる年齢なら、その子がどこを受け取って
どこがショックでどこが面白いのか、聴いてみるとよいと思います。
(end)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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ドラマ「明日、ママがいない」第1回を観ての
私の強烈なモヤモヤは整理してみると3点でした。
ネタバレ記事を含みますので
録画をまだ観てない!という人は絶対先に観てくださいね。
こんないちゃもんみたいな記事先に読むと、台無しだと思うので。
1、芝居っぽさ
子役がわんさか出ているからか、いや、鈍器の母役も、三上博史も、
演技が、映画系ではなく「芝居系」「コント系」に見えてしまう。
(そういえば、三上博史の名前が思い出せなくて、ドラマ始まってから40分かかったw)
これって、意図したものなの?
NHK連ドラとか、昼メロとかも私はあまり入り込めないのは、
この芝居っぽさにある。
「こういう役をやってます!」という中の人が見える感じ。
あれは、地上波で、重いテーマを扱うからわざと意図してるの?
リアリティを持ちすぎないように?
演出でやってるの???
というくらい、いまだにわからん。
具体的には冒頭の、母親が逮捕されるシーン、
保育園での子ども同士のトラブルのシーン、
摂食障害の子のシーン
(「不安なのよ!だから食べるのよ!」ってそんな説明本人がするかな・・・)
三上博史と木村文乃のシーン・・・
大人も子どもも、とっても再現コント風。
誰かが「あれは重いテーマの時はよくやる手法だよ」などと
教えてくれたらなんか落ち着くんですが。
2、脚本の「?」
よくTVや映画みながらI氏に「え?今のどういうこと?」と質問してイヤがられる私。
あの、ラストシーンの、
「ポスト」が泣きながら言った台詞がよく聞き取れなかったんですが・・・
意味がわからなくて・・・・・
「明日、ママがいない(なんて)」
みたいな台詞を、ポストはどういう気持ちから発してるの?
明日、ママがいないというショックは
いつもそこにいてくれるはずの存在を失うことだよね。
ポストは劇中「思い出す母親もいない」役として描かれてるのに
あの台詞で涙するそのココロは・・・・
施設の仲間たちの気持ちに共鳴してるってこと????
演技だけの問題じゃなくて
小説で読んでもなんか意味がわからないような気がしたのでした。
これも、誰か、解説してくれる方、求む。
あれ、どういう意味?
3、「お前らは犬だ」を私たちが体現している?
3つ目の強烈な違和感は、、、、
ドラマ冒頭で冷酷非道な役・魔王(三上博史)が、
食事を前にした子どもたちに
「泣け!泣いた奴から食べてよし!」と言って
いい家にもらわれるように、泣いたり笑ったりペットのような可愛気を身につけろ、
という趣旨のシーンがあり。
そこでは、制作意図としては、「ひどい奴」「子どもがペットなんて!」
「施設の子どもは犬扱いなのか!?」などと『悪役』を設定するわけです。
そこで、芦田愛菜演じる「ポスト」はポロポロと泣いて見せ、
けろりと飯を食う、というシーン。
天才子役・芦田愛菜の一発芸、みたいなシーンでした。
でも、まあそれは、役柄でも「演技」だからいいんです。
ポストはしたたかな子どもとして描かれているから。
でも、
ラスト、延長時間のクライマックス、
号泣する友人・鈍器を前に、
ボンビやピア美が
「え?いつも言ってたじゃん、あたしたちはママを選べるから
普通の子より幸せだって!(そう言ってよ!あれは嘘なの?)」
と期待と戸惑いを込めてポストを見た時に
ポロポロといつもいきがっているポストが涙を流す!!!
その顔が!!!!
冒頭の「演技していた」シーンとどうしてもかぶる!
脚本にあるから泣いている
指示があるから泣いている
上手に泣くと褒められるから泣いている
一生懸命、演技している
よし!が来るまで泣いている
(「オッケーで~す」、なのか「カーット」なのかわからんけど)
しかも、「いつも可愛がられている子の泣き顔」でしかない・・・・
うわっ・・・・・
これって、
これって、、、、
子どもに「芸」をさせているんだ。。。。
「芸」を観て手を叩く、大人たち(視聴者)。。。。。。。
と空寒くなってしまいました。
これって、これって、
意図なの?二重の?
「さっき、『子どもを犬だなんてひどい!』と思った視聴者が実は
『子どもに芸をさせてもてはやす、飼い主側』だった」
という皮肉なの????
ここで1、であげた芝居っぽさがさらにどんよりと効いてきました。。。。
は~、やっと整理できた。
あくまでも、私個人の、とらえ方ですので
これが
いいドラマだとか
悲しい話だとか
まなちゃんかわいいとか
三浦翔平のサービスショットが、とか
(個人的には風呂場でボンビが覗き込んでいたのが演出としてはGOODだった!)
マジでこのドラマけしからんとか
いろんな受け取り方があると思います。
いろんな受け取り方をして、それを表現して
おおいに違いを分かちあえたらいいな、
それが地上波でやるドラマの意義でもあると思います。
今後の鈴木砂羽には期待してます。
来週も観ると思います。
子どもには見せたくない、とあちこちで読みましたが
見せてみて、なんていうのか、私なら興味があるなあ。
それについて語れる年齢なら、その子がどこを受け取って
どこがショックでどこが面白いのか、聴いてみるとよいと思います。
(end)
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