夫I氏の肯定力は半端ない。

昨日、私はI氏に腹をたてて、苦情を言って険悪なまま寝た。
(昼間、怒りの心理学・グループセッションを開催した私が!)
今朝は私が出かける際にはまだ彼は眠っていた。

今日の私はIDO・裏IDOへ出たので帰宅が22時半に。

「ただいま~」と帰ると
ベッドでI氏はごろんとしながら、あおむけのお腹に、
あおむけのnikoを載せてTVを観ている。
親ガメの背中に子ガメをのせてるみたいに。(あおむけ)

その風景にほっとしながらも
「歯みがいた?もう寝ないと!ピアノは弾いた?」と
矢継ぎ早に訊いてしまうダメな私。

「ピアノ弾いてない~」と正直なnikoに
「なんで!?」と言い募りそうになる私。
すかさずI氏は
「nikoは今日はオトンと楽しく料理したもんな~。
なんでオカンは、正しいことばっか言うのかね~」
と、のんびり答える。

そうだよな~
いないあいだ、楽しく過ごしてくれてるのが一番だよな~・・・
正論は人を追い詰めるだけなんだよな~、知ってるよ・・・

と私は黙った。

しばらくPCに向かって仕事をしてると、くしゃみが出た。
うしろに居たI氏が
「どうしたの?」
「さあ、誰か噂してるんじゃない?」
と答えてみた。風邪はひいてないので、ホコリかな・・
「誰が?」
「さっきの電車で乗り合わせた人が、
『さっきの人、素敵だったな!』って言ってるんじゃない?」
と面白くもない冗談を言ってみる。
言って自分であまりにむなしいので
「まあ、あり得ないけどね。私のよさを、見かけただけでわかるなんてさ」
と上乗せで誰へのフォローかわからないことを口走ると

「センスないな」
とI氏。

「ライちゃんのよさを、見てわからないなんて、センスがないよ」
たたみかけるI氏。


・・・・・この肯定力。

このパワーはなんだろう?
私は母として、人を育てる講師としても、
この力が足りないのかもしれない。

いや、この力は多分私も持っていて
だけど

まっすぐに表現できてない気がする。


いや、のろけじゃないんですよ。

まじめに、反省の日々です。