ようやく!我が家に新しい冷蔵庫がやってきました。
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-10882214419.html
↑この日からはや2週間と2日。。。
長かった。。。。。。
頭の中の8割は食べ物で占められている私。
食材が腐る、好きな時間に作れない、余ったものが腐る、
これが何と苦しかったことか。
途中、友人がクーラーバッグを貸してくれたのだけど
冷やす保冷材がない!
毎日夫が晩酌用のロックアイスと4本のビールを買って帰宅。
それらを冷媒(?)としたり
ベランダに野菜を出したりして冷やしていました。
夫が期せずして遅くなった日は
たまたまnikoが眠ってしまっていたため
夜11時まで待って
見切り品の刺身(やや変色気味)を買ってきてもらって夕飯という日も。
テーブルの上を片付ける気力もなくなり(笑)、区報がのってますね。。
冷蔵庫にしまう意味がないので食卓にはいろんな調味料が出っぱなしでした。
マーガリンも超ソフト。
買う食材も決まってきます。
1枚入りの油揚げ、ベビーリーフ1袋、持ちのよいプチトマト。
長ネギよりは小ネギ。
プチトマトやスナップえんどうのように、1個の個体をまるごと使う野菜は
置いておきやすいのです。
人参もきゅうりも、包丁を入れた途端に、
急速にしなびたり腐ったりしていく。
生命体としてのバランスを崩すのでしょうね~。
マクロビで「一物全体」を食べるように言ってるのが実感を持って腑に落ちました。
アーユルでも「調理してすぐのもの」を食べるように言ってるのも
栄養価というよりエネルギー、パワーが違うんだろうな、と納得。
時間がたつごとに毒が増えていく、ということも
夕飯のナムルが、翌朝食べられない。
米は2食先までしか残せない。
(夜~朝か朝~夜。夜~夜や朝~朝は持たなかった)
残っていたら麺気分でも、米。
お弁当は朝調理するしかない。
もつものもつもの。。。頭の中はそればかり。
常温で売っている魚肉ソーセージや
加工品のちくわやかまぼこは保存料が入っているのでわりと強かった。。。
怖いことではあるが、助かった。。。。。
ある朝ichikoが叫ぶ。「もう砂糖パン(マーガリン塗って甜菜糖振ったトースト)飽きた!」
「。。。冷蔵庫がきたら、林檎ジャムを買おうね」
林檎ジャムは糖度が低いからすぐカビるんだよね。
その日は常温で売ってる紙カップのピーナツバターを買って帰りました。
保存食の缶詰も、1個の量を食べきれる家族が居る時にしか開けられない。
残ったものはすぐ腐るから。
小松菜を花瓶に生けるように水に挿して夜ベランダに出していたら
なんと!朝には字書き虫がいっぱい字を書いてくれました(泣)。
(字書き虫:葉っぱの中を食べ進む虫。その模様が字みたいにみえる)
ぼくらはみんな生きている。。。。
日常の化学や科学を、感情とともに学んでいた日々でした。
調理師学校で習った「腐敗」の意味
「料理は、作った瞬間から腐り始めている」
がやっと解ったのかもしれない。
学びの真髄は、感情を伴う体験にあるのね。
(あ、だからTGに学びがあるのか!)
さて、いよいよ届く冷蔵庫。
2へ続きます。