セッションルームからの帰り途、空き地で足を止めた。
雑草たちがあまりに元気良くて
見てるだけで生命力が呼び覚まされる。
しゃがんで向うの景色までみると
小さな頃の
時間が無限にある感覚がよみがえる。
家の中でも学校でも感じられなかった
自分自身と一体である感じ
世界にちゃんと存在している安心感みたいなものが
空き地にはあったんだなあ。
家や学校では
自分がそこに存在してない感じや
自分自身のほんとの気持ちとは乖離しているような感じがあって
その時間のほうが長かった。
いま思い出した、
犬の散歩で、田んぼのあぜ道を歩いているときも同じ安心感があった。
ひとりの時間
自然(小さな空き地でいいから)
そのふたつを自分のために用意しよう。
小さな私が小さなまま、力強くいられる時間と場所。
こまめにストレッチして凝りや左右差をふりおとして眠るみたいに。
その場では出なかった答や
曖昧なまま飲み込んだ気持ちを
真ん中に持ち直すために。