今朝、家族を送り出した後の家でひとり洗濯物を干していて

これまでにない気持ちになりました。

家族それぞれのパンツやらシャツやらが

なんだかとっても個性を発揮していて、

みんなが一斉に何か話しかけてくるみたい。

「次はわたし~」

「こっち、絡まってるよ!」

「早くはやく!」

賑やかで

笑っちゃうような

いとおしいような

わかったわかった、と言って伸ばして、干してあげたい。

こんな気もちになったのは、初めてです。

これがかけがえないってことなのかな。

本当は、こんな気もちで家事をできたら

幸せなんだよね。毎日。

(・・・あ、やる時には、ってことです。

いつもやりたいわけではなくて

その日担当した人が、それぞれこんな気もちでできたら素敵)

先日、たまたまついていたTVで、

被災地で行方不明の奥さまを探し続けている方のインタビューを観ました。

お二人の男性を、別々に取材したものでした。

各地の避難所にも、もうさんざん通いつめて、

もう生きては会えないのだろうな、という状況の中で

それでも毎日、時間を作っては、瓦礫の中を捜している方。

お一人は

「家内がどんな人だったかって?

商売をやっているからね、

ほら事務とか経理とか、

全部任せていてね、

だから、、、

いないと困るんだよ。

出てきてくれないと困るんだよ。

だから探してるんだよ、ずっと」

もうひと方にも、奥さまはどんな方だったかと尋ねていました。

「どんな人かって?

ふつうの人だったねえ。。。。

ふつうの人だったけど、

俺にとっては、

かけがえのない人だったんだよ。。。。。。。」

この2本のインタビューが、数日間ずっと頭にあります。

かけがえのない人。

いないと困るんだよ。

ふつうの人、であっても有能な役に立つ人、であっても

あんまり関係なくって

それはひとしく

愛している人はかけがえがなくて

それは、あなたがあなただから好きだっていうこと。

だれかじゃなくて、あなただってことだ。

だれかじゃなくて、わたしだってことだ。

あなたらしい、あなただってことだし

あなたらしさって、そのまま今のままのあなたでもあるし

この先もっと変わって行くあなたでもある。

期待に応えるためでなく、

自分を生きている、生きていくあなたが

一番大事なんだよ。。。

それを感じられない時、

お手伝いできたら嬉しい。

4/19,20のスカイプ無料セッション枠あります。

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