子どもとお金のつきあいについて考えています。
お金のことがニュートラルに考えられて、
管理できて、必要なだけ稼げる、そんな力がつくように
どんな働きかけができるだろう?
nikoが保育園児のとき、地域のお祭りで
同級生の子が「自分のお金」で友だちにおごってあげてるのを見て
ちょっとイヤだなあと思ったことがありました。
nikoは、千円札を扱う友人を羨ましそうにするし、
屋台で何を買うか厳選したあとなのにさっき諦めたものを買ってもらっちゃうし。
その子のお母さんと話そうとしたんだけど
「いいのよ、本人にあげたものは自由に使っても」
と言われ、うまく話を続けられずもや~っとして帰ってきました。
その1年後くらい、nikoが遊びに行ったお友達の家から
財布を持ってきてしまったことがあって
その時も、
イヤほんとにこれは保護者の責任てでかいなあ~と
思ってました。
そして今年。4月から3年生。足し算引き算も3ケタまでやっている。
おつかいに行けるようにもなったし、
お年玉の管理をしながら、「自分のお金を使う」というのをはじめました。
といっても、財布は親の部屋にあり、
勝手に持ち歩かない、承諾を得てから使うことにしています。
(おごったり、見せびらかしたりしないように)
I氏とレンタルショップで自分の観たいトムとジェリーのDVDを借りたり
いつもはダメといわれるガチャポンをやったりと嬉しそう。
私と買い物に行ったとき、
スーパーのレジにある飴を「買って~」と言うので
「自分のおこづかいで買う?それなら今立て替えてあげるよ」
と提案してみたらば「うん!買う!」と目をキラキラ。
その場で、おこづかい帳を購入。
残金を数えて、買った金額を書いて、計算があってるか確かめる。
この作業が結構好きみたい(笑。
先日、とうとう残金がわずかに。
好きなスタンプを、悩みながら選ぶ楽しみも体験、
その後に残金がこれだけか。。。もう何も買えない?
という気持ちも体験したようです。
さて。ここで。
「労働おこづかい制」を導入。
働けば、またお金が増えるよ。
新しい発見に、はりきるniko。
現在レギュラーワークになってる洗濯ものたたみや、
料理の補助、床のぞうきんがけ、トイレ掃除など。
賃金をどう決めようか迷って、本人に訊いてみました。
「これでいくらの仕事だと思う?」
「10円か1円!」←(笑)
「じゃあ1円だな」
と決定。ツイッターでつぶやいたら、よそ様のおうちでは10円が相場?
まあ、スタートは1円で、仕事の質があがったら
昇給の歓びや誇りも実感するチャンスを残しておこう。
なんでもお金を請求するようになる?という心配のとおり
最初は「これやったらいくらくれる?」と言いだしたけど
「これは、お手伝いだからね」「これは、ここまで仕上げると仕事だね」と
説明すると納得してくれた様子。
で、昨日は床のぞうきんがけで、所持金199円が200円に!
niko大喜び。(笑)
「今日は洗濯ものもあるから、それもやると201円になるよ」
とけしかけたら
「ううん、今日はこれでいい。ぴったりにしたかったんだ♪」
とやってくれませんでした(笑)。
さて、今後どうなっていくかな。
私自身は、超どんぶり経済を長年やってきましたが
そろそろ、事業のほうも、家計も、
しっかりお金の流れを把握して、
意図をもって取り組む時期と感じています。
そう感じられるようになったのも、この方 のおかげ。
帳簿のこと、税金のこと、疑問のある方は
明日のこぶたカフェで、しっぽをつかまえてみましょう♪
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