映画(DVD)「ダ・ヴィンチ・コード」を観ました。

ネタばれ記事です、これから観る予定ある方は、そのあとで読んでください。^^


I氏が、「一度観たけどよくわからなかった」ということで

原作を読んでから再度観る、というのにつきあいました。

(横で解説&文句つきで雫

私は本を読んでないので

それなりに映画の完成度を楽しみましたが


「なんとなく人物描写が薄い?」と言う部分を口にすると、

原作を読むとホント許せない!くらい端折ってあるそうで

観終わったあと、小説を開いてみました。

確かに飛ばし読みしてみると面白そうな小説です。


ジャン・レノを生かし切れてない感で残念でしたが

それでもあの人の「困惑顔」の存在感はぴか一だと思います。

「俺は誰を裏切ったんだ?」

というシーン。

(「レオン」も「グランブルー」も、困惑顔が売りだと思います)


金持ちの老人、リー氏は、三國連太郎だと思いました。

劇中なんども「スーさん。。。」と思ってしまったよ。


ソフィーは名作「アメリ」の女優さんだそうですが(すっかり大人になってた・あたりまえ)、

映画の役どころとしては、「男性からみた魅力ある女性像」以上のものが

何も描かれていなくて不満でした。

これも原作のほうが面白そうです。もっと謎ときに身を乗り出すようなキャラで。

映画では、過去にふたをしておびえている、

何もわからずに守ってもらう女性、という描かれ方。

ハリウッド映画にありがちな女性パターン。。。。


執事役はクールでカッコよかったのに、イキナリカッコ悪い〆。

執事萌え心が、ぬるく冷えていく、三文芝居な最後だった。

「轢き殺しますか」っていうとこがよかった。

主人公を執拗に追う、別宗派の青年、シラス

(アルビノで差別・虐待を受けて、救われたその宗派に心酔している)

は本当に怖かった。動きが速いのも、目つきも、「ひとり儀式」も、、、、。


夢に出そう。



映像はキレイ。構図も流れも、美しさ、迫力、スリルとサスペンスの魅力はある。

総評としては、

「よくできている楽しめる映画だとは思うけど、好みではない」。。。。

(好き勝手に書いてみました)