洋ラン展に園長が来られて・・・
今、京都植物園の観覧温室で「洋ランと着生植物展」をやっているが
今日は冬に講習会で配布したランの苗を持ち寄って「経験交流会」が行われた。
で珍しく園長が見えて挨拶をされました。
少し長い挨拶だったが、植物園の役割について話されたのが印象的でした。
最近植物園はそのほとんどが民間委託になり、経営の効率化が優先されているが
ここは全国でも唯一自治体直営(京都府立)という形で運営しています。
四季折々の植物を集めたり「洋ラン展」のようなイベントを行い府民に楽しんでもらったり
園芸の普及に貢献することは役割のひとつではあるが
地球環境の変化で絶滅危惧種が増えて、やがて植物園でしか見られなくなってしまう
植物もありそうで、それらを保護し後生に引き継ぐことが重要な役割となりつつある。
現在植物園の園長は京都大学の名誉教授が兼任されているのだが
これも「産学協同で施策を遂行しよう」と云う、京都府の方針からなのだ。
ただこれには多額の税金を使うことになるので府民の理解が必要になる。
そんなわけで園長は機会あるごとにこの話をされているのだと思う。
たまたまテレビで北海道のシマフクロウの保護活動をしている人を紹介していたが
これらの活動も補助がないとやって行けないことだ。
市民や政治家が地球環境を守ることの重要性を理解して行政をすすめないと
やがて自然災害で自分たちの命を脅かすことになるし既にその兆候があらわれている。
さて話は代わって今日は日曜日のため多くの来園者がありましたが
休日は若いカップルや家族連れが多く、洋らんや着生植物を楽しんで貰えたと思います。
そのなかでも今日は学生さんの姿が目立ちましたね。
その中には勿論「ラン好き」の人もいましたが、「それほどでもない若者」を惹きつけたのは
これです(メセン ブリアンテマム)↑↑↑
最近価格も安くなってガーデンセンターでも見かけるようになりました。
ところが、私はランが専門なので性質や栽培方法がよくわかりません。
それで逆に質問すると、待っていたかのように熱心に説明してくれます(とても勉強になります)
さらに話が弾んで、学生生活や将来のことへ発展することもあります。
植物を通じていろんな人達とコミュニケイションが取れるのがイベントの良さだと思いますね。
コロナの影響で暫く中止や延期になっていましたが、安全対策を取りながら少しずつ再開する方向に向かっています。
秋の洋らんと着生植物展
9ヶ月ぶりに京都植物園の洋ラン展が
本日(22日)から26日まで5日間の日程で始まりました。
初日の今日は雨が今にも降りそうな天気でしたが
開催を待ちわびていた熱心な愛好家を中心に予想以上の来場者でした。
正面玄関を入り大きな花壇に囲まれたエリアを通り過ぎると観覧温室が
見えてきます。
温室の入口には蓮の花がたくさん咲いています。
蘭展会場は出口付近ですが、すぐ見たければ入口右側から入ることが出来ます。
秋に咲くランは少ないのですが、それでも100点以上の作品が集まりました。
カトレアやパフィオペディラムの他、珍しい原種やシダなどの着生植物も
出品されています。
今回は出品作品に番号を打ち、来場者の方による人気投票を行っています。
上位3位まではトロフィーを授与します。頑張って育てた方への励みになりますので
ご協力をお願いします。投票は日曜日の午前中まで行い集計する予定です。
即売もやっています。洋らんは勿論、シダ類やエアープランツや多肉植物も
ありますので、興味のある方は覗いてみて下さい。
こんな変な植物も⇒・・・メセンというアフリカの多肉植物です(脱皮します)














