そうだ、京都行こう 27 | 日々是好日

日々是好日

徒然なるままに

小1時間ほど歩き回り、きりのいいところで二条城を出る。今回のミッションはこれにて終了。これより京都駅に向かうとしよう。地下鉄経由でも行けるみたいだけど、歩いていたらちょうどバス停が見えた。いくら楽しい旅行とはいえ、慣れない土地を歩き通しで疲れ果てている。途中、東本願寺の前を通る。ここも今回立ち寄れなかった。バスはけっこう混んではいたが、20分くらいで駅に到着。お年寄りと子連れの若いお母さんが優先席を譲り合っていたのが微笑ましい。こういう光景、東京じゃまずお目にかかれない。

駅到着。最後はきちんとした京料理で締めたい。どうも今回の旅は食に関しては腑に落ちないものがある。駅をうろうろしていたら伊勢丹を発見。最上階にレストラン街があるので、連続したエスカレーターを延々上る。普通、エスカレーターは降りたらUターンしてまた次の階へのエスカレーターに乗るっていう構造だけど、ここのエスカレーターは降りたら目の前にまた次の階へのエスカレーターがある。それが延々清水の坂よろしく続いているのだ。その構造と、とてつもない大空間に地味に感動してしまった。ちなみに左側に立ってたけど、とくになんの問題もなかった。エスカレーター右側整列は大阪だけなんかな。

11時ぴったりなのに、もう店先には人が並んでいる。見れば開店も11時だって。気が早すぎでしょ。ここぞと目をつけた豆腐料理屋さんに入ってみる。前に並んでいた家族連れがすぐにはけたので、意外と早く入店できた。








京豆富二乃、有名店らしく店を出たら長い行列ができていた。コース料理をオーダー、これが最高に美味しい。大当たりだった。




何から何まで豆腐づくし。どれも美味しくて唸らせるものばかりだけど、デザートの豆腐とヨーグルトのチーズケーキと丹波黒豆で淹れたコーヒは絶品だった。お隣の席では外国人の女の子がかたことの日本語で、同席の日本人の友人(?)に京都の素晴らしさ日本の素晴らしさを熱く語っていた。会計のお兄ちゃんに土産物屋を尋ねるとそこかしこにあるから心配ないと。教わった通りに地下街まで一気に降りてみる。

さすがは京都、土産物売り場だけで相当な面積をとっている。東京駅地下のグランスタとまではいかないまでも、ここにいながら京都中の土産がほぼ手に入る。てっぱんの八ツ橋は外せない。麩饅頭、湯葉、漬け物としこたま買った。とくに漬け物が絶品。柴漬けが美味しかった。




茄子の柴漬けもあったが、今回はキュウリの柴漬けにしておく。千枚漬けはあっという間になくなってしまい、すぐきは食べたことがあるようなないような。調子に乗って2,000円近いお茶まで購入。香りが良い。

というわけで2泊3日の京都旅行は無事に終了。念入りに予定を立てて行ったにも関わらず、とにかく見どころが多すぎてまわりきれなかった。天竜寺、平等院、東寺、伏見稲荷、貴船神社、鞍馬寺、上賀茂神社、下鴨神社、三千院、渡月橋、仁和寺、本願寺。。。これはまた次回の宿題にとっておこう。そして必ずまた近いうちに京都に行こう。春の桜、秋の紅葉、夏の新緑もまたいとをかし。温泉にも入りたいから次は嵐山にでも宿をとろうかな。