そうだ、京都行こう 26 | 日々是好日

日々是好日

徒然なるままに




藻!?




ここ数年、京都は季節限定特別公開イベントをやっている。とくに閑散期になる冬に多いようだ。閑散期と言ったって他の観光地に比べたら十分に知名度もあるし潤ってるほうじゃないの。かつて二条城内で実際に使われていた障壁画が展示されていた。




唐門。どこか日光東照宮を思わせるが、それもそのはず徳川が造った地であって徳川政権終焉の地でもあるのだから。




今でこそ菊の御紋が入っているが、かつては葵の御紋が入っていたのだ。






二の丸庭園。大広間や書院など屋敷の中から鑑賞するよう造られているけど、回遊式にもなっているので池のまわりを歩いて鑑賞することもあったのだろう。こもが巻かれているのは蘇鉄。鍋島藩より献上されたとある。南国育ちは寒さに弱いのだ。






落雷で消失し石垣だけが残る天守跡に登ってみる。春には桜の海を見下ろせるのだろう。昔は権力者だけが見られた光景、今は万民誰でも見られる。









二の丸御殿内部は撮禁。遠侍にはじまり勅使の間、式台の間、黒書院、白書院と見応え抜群。とくに大政奉還の舞台となった大広間の豪華絢爛たる迫力はすごい。世界遺産と徳川の威光にひれ伏しそうだ。