はいっ。







だんだん空気が乾いてきて

唇がかさかさです。

リップクリームって

何本あっても、どっか行っちゃう。





そしてもはや

いろんな上着のポッケに

常備されてる気がする。






ポケットを叩けば

リップクリーム一つ。

不思議。






さて。発売中のニューシングルEmpty MERMAiDのお話っ。

今日は2曲目。






M-2「リスキー」

作詞:LiSA

作曲:小南泰葉

編曲:江口 亮








今回のシングルは「女」をテーマに作った三曲です。

だからこそ、女性の毒や破滅的な感情、ゆえの美しさ。をちりばめたくて

写真も、音楽も女性らしさ。儚さ。隠れた狂気。を忍ばせています。






私が小南さんの歌に出会ったのは

立ち寄ったCDショップで流れていた小南さんの新曲でした。

店内に流れる甘い声と、毒のあるサウンドとワードと、美しく影のあるビジュアル。

その全てが混ざり合って一瞬で惚れました。





私は美しい歌を上手に歌う。よりも、毒のある歌をカッコよく歌う人。が好きです。

歌が魅力的なシンガーがとても好き。

そういう意味でも小南さんは全部持ち合わせている

素晴らしいシンガーさんです。





そして今回このタイミングで

どうしても小南さんにお願いしたくて、毒入りソング。を

いや、もう好きなように、もう好きな音楽思いきりお願いします!!と

お願いしました。






そして、小南さんからいただいたのは

もはや大好きな小南さんの新曲でした。笑

アコギの弾き語りに小南さんのメロと歌で完全に彼女の世界でした。






これは手強いぞ!!ということで

もうお一人、棘のある音楽から聞きやすい音楽まで

なんだって最高に調理してしまう天才。江口さんにアレンジをお願いしました。






江口さんは、私の生まれ育った岐阜県。しかも関市と

同じ市の先輩だった!!

まさかスタジオで地元トークができるなんて!!笑

「何中?」から入る会話高校生以来でした。笑

そしてそんな地元に天才がいるなんて!!

なぜか私が地元を勝手に誇らしく。笑







そして江口さんからいただいたアレンジが

素晴らしすぎて、その時アジアツアーで香港にいたんだけど

ライブ後にめっちゃテンション上がっちゃったのを覚えています。

カッコよすぎて。







そして、歌詞は私が書かせていただきました。

小南さんの歌を聴いた時は、もっと甘い歌詞を書こうと思っていました。

江口さんのアレンジによって

「愛する」ということはとてもリスキーである。という

好きなものに夢中になってしまう、自分の気持ちを認めたくない

やっぱり素直じゃない歌詞になりました。








これもサウンドがかっこいい。

だけどメロが甘い。

だからこそ、シンプルで普遍的な歌詞を

癖のある歌で狂気を出す。

というデコボコ感。

まさに蜜と毒。





リスキーは、声でいろんな表情が出せる曲だったので

歌詞や、セクションによって、声の表現を変えています。

こういう遊びが出来る曲ってそういえば私あんまりなかったかも。

「アナタを追いかけて永遠の眠りへ」なんて可愛く言われたら逆に怖いでしょ。

例えばそういうこと。




昨日のEmpty MERMAiDでも書いたように

離れたくない。なんて言葉歌えなかった。

守ってもらう?けっ、求めてないやい!と

どちらかというとカッコイイ女性に憧れた私は

そんな女々しい言葉絶対歌わないぞ。って思ってました。

私の好きな作詞家さんや、LiSAの言葉をLiSAのココロとして歌える作家さんは、男性が多いのはきっとそのせい。

ことごとく、排除してきました。

だけど

本当は隠れていただけの本音に気づき

それを許してあげられるようになった今だから

書けた言葉ばかりです。




だって

音楽に恋してもう20年以上。

何度だって離れる機会はあったのに

私ここまでずっと大好きな歌ばっかりうたってる。






「I LOVE U」の治療法は今の所ナシ。

リスキーリスキー。

どんなアナタでも全てを愛してしまう

アタシでいいじゃない。






好きな人やものに夢中になれるってとてもすごいこと。

どんな自分も愛してあげられますように。








今日もいい日だっ。

ばいちっ。