はいっ。









君に会いたくて

会いたくて

会いたくて

どうしよもなくて








この気持ち

抑えきれず

帰ってきたのに









空は雲ってばかりで

なかなか君に

会わせてくれない。









空はいぢわるだっ。









毎晩毎晩

空を見上げては

一つ大きなため息をついては

『大丈夫。明日会えるよ』と

何度も何度も

自分に言い聞かせてみたケド










本当はね。

寂しいよ

今スグに会いたいよ。








他の事で

ごまかしてみたって

想うのは

いつだって君の事ばかり。









いつものように

見上げた空には

雲の切れ間に

君が顔を出す。









なんとなく

『今お前んちの前に居るよ』

って言われたような気になって

何度も、空を確かめながら

急いで帰って来たけれど









雲の動きが早すぎて

家に着いて

見上げた空には

君はいなくて。








期待したら

無くなった時に

悲しいから。

期待なんてするもんか。

そう思っていたって

心は勝手に期待していて

なんとなく

涙が止まらなくなった。









あいたいよ。









アタシんちの宝物。

それは、満天の星空で

アタシんちの実家は

トイレが外なので

夜トイレに出る度に

空を見上げては

色んな心を

毎日、毎日

星達に話しかけてた。









『今日でら寒くない?』とか

『きーてよ。今日さー』とか

『本当はさ。』とか

不思議と君と居ると

いつだって素直になれる。







だけどね

東京に出る事に

見えない未来に

不安で仕方がなくて

泣き顔のアタシに









いつもみたいに

空にはでらやべー星が

大量に輝いていて

君が『顔晴れー』って言ってる気がした。









だから君に約束したんだ。








『絶対やったるで見とけよ』って。









その瞬間

流れた星カラ

『大丈夫。お前なら出来るよ』そんな声が

聞こえた気がした。








君に

伝えたい事があるんだ。








君を感じた

あの日カラ

色んな事があったケド








アタシには

でらやべー宝物が出来たよっ。って事と








あの日

背中を押してくれた君に

ありがとう。を








明日は君に

あえますように。







はっぴー

今日もいい日だっ。

ばいちっ。